
マナーやご作法
こんにちは!
家族葬のウィズハウス スタッフの大崎です。
お葬式を途中退席するのは基本的にはマナー違反ですので控えたいものです。でも、どうしてもやむを得ない場合もありますよね。
今回はそんなお葬式の「途中退席」に関わるマナーについて。
やむを得ない場合は途中退席しても良いの?
お葬式を途中退席する場合に気を付けるべきことは?
お葬式の途中退席の仕方と、その際に覚えておきたいマナーをお伝えします。
大切な人との最期のお別れの儀式であるお葬式。基本的に通夜や葬儀の途中退席はマナー違反なのでできれば避けたいものです。
一般会葬者として葬儀に参列する場合、通夜では読経、焼香を経て閉式まで、後の通夜振る舞いまで、葬儀・告別式の閉式まではもちろん、出棺時の玄関でのお見送りまで行うのが一般的です。
とはいえ、通夜や葬儀・告別式はおよそ1時間前後の時間がかかるため、仕事や学業の都合などで最後まで参加できない場合もあるでしょう。
しかし「少しの時間でも故人と最後のお別れをしたい」「せめてお焼香だけでもあげたい」そんな気持ちを大切にしたいもの。
どうしてもやむを得ない場合は、遺族の方へ失礼のないように配慮しながら参列し、途中退席をさせていただくようにしましょう。
通夜や葬儀に最後まで参加するのが難しく、どうしても途中退席せざるを得ない場合はタイミングに気を付けましょう。
読経中の葬儀会場への出入りはもってのほかです。葬儀の厳かな雰囲気を壊してしまいます。
途中退席するのに無難なタイミングとしては読経後の焼香が済んだ時です。
自分の焼香が終えたら、タイミングに気を付けながら葬儀の雰囲気を壊さず静かに退席しましょう。
途中退席すること自体、他の参列者とは違う動きをすることになるため、どれだけ気を付けても目についてしまうことは避けられません。
その際に身だしなみなどが整っていないと余計目につき、悪目立ちしてしまいます。
途中退席せざるを得ないからこそ、その他のマナーや身だしなみはしっかりと整えて参列するようにしましょう。
葬儀は遺族やその他の参列者にとっても、大切な故人をお見送りする最期の時間です。
こちらの都合で遺族や他の参列者の方へ不快な気持ちを与えたり、ご迷惑をおかけしたりしないように最大限の配慮を忘れないようにしましょう。
お葬式を途中退席する場合、できれば喪主や遺族の方へは途中退席する旨を事前に伝えておくと失礼がないかと思います。
葬儀当日の喪主や遺族はとても忙しいので、当日に会場でお伝えするのは控えてくださいね。
家族葬の場合は遺族とも距離感が近く、つい声をかけて長々とお話したくなってしまいますが、ご遺族のご負担になるような長話にならないよう気を付けましょう。
当日は受付で香典を渡した後に、会場にいる葬儀会社スタッフへ途中退席することを伝えれば、退席しやすいタイミングや席などを案内してくれるはずです。
葬儀会場では退席しやすいように後方・端の席に座るようにし、焼香後にタイミングを見ながら静かに退席すると良いと思います。
時間がないからといって読経中にゴソゴソ退席することは大変失礼になりますので、くれぐれも注意してください。
退席時には遺族へ一礼、または目礼をし、受付が残っていれば受付の方へも挨拶をして帰るようにしましょう。
一般会葬者の場合、焼香の時間までも残れないほどあまりにも短い時間しか参列できない時には、無理をせずに通夜か葬儀・告別式のどちらかのみの参加としてもかまいません。
また、時間の都合が極端に作ることができない場合は開式15分~30分前に焼香をさせていただいて、式に参加できない旨を遺族にお伝えして失礼するのも良いでしょう。
前述同様に開式前のご遺族は忙しいものです。ご挨拶は端的に済ませましょう。
後日、弔問やお手紙で改めてお悔やみの気持ちを伝えることもできます。
遺族への配慮を忘れずに、お悔やみの気持ちをお伝えすることが大切です。
尚、ウィズハウスでは出棺前の最期のお別れは遺族・親族の大切な場としています。
一般の方は基本ロビーでお待ちいただいてお見送りをお願いしています。
・お葬式の途中退席は基本的にはマナー違反です。しかし少しの時間でも故人とのお別れをしたいという気持ちも大切にしたいものです。やむを得ない場合は遺族の方へ失礼のないように配慮しながらお葬式へ参列・途中退席するようにしましょう。
・お葬式を途中退席する場合は焼香が終わった後にタイミングを見計らって静かに退席するのがベストです。途中退席はどうしても目についてしまうもの。遺族や他の参列者にご迷惑を書けないように、タイミングや所作、身だしなみには最大限の配慮をするようにしましょう。
・お葬式を途中退席する場合は、できれば事前に喪主や遺族の方へその旨を伝えておくと良いですね。当日は会場にいる葬儀会社スタッフへ途中退席する旨を伝えると、退席時に目立ちにくい末席を案内してくれます。余りにも短い時間しか参列できない場合は式前にお悔やみを述べて式に参加しないのもひとつです。
いずれも無理をしないことも配慮の一つです。その場合は後日弔問やお手紙で改めてお悔やみの気持ちを伝えるようにしましょう。
ウィズハウスでは、ご遺族の意向を確認のうえ一般会葬者をご案内しています。ご不明点は近くのスタッフにご確認くださいね。
家族葬を検討している方はウィズハウスへぜひご相談ください。
故人としっかり向き合い、親しい人と想いを分かち合う、おうちのようなお見送りをご提案いたします。
お葬式についてよくわかる
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備えておけば安心の資料をお送りいたします。