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投稿日:2024年2月8日

更新日:2024年2月8日

葬儀の受付は何をすればいい?事前準備・当日の流れ・マナーを解説

お葬式の受付風景の画像

「葬儀の受付を頼まれたけれど、具体的に何をするのか分からない」

「参列者をお迎えする際の言葉遣いやマナーを知りたい」

 

葬儀へ参列した経験のない方や、受付をしたことのない方であれば、やり方がわからず不安になることもあるでしょう。

 

遺族から信頼されてお願いされた訳ですから、しっかり努めたいと思うのは当然です。

 

そこで本記事では、葬儀の受付のやり方・マナー・事前に確認しておくべき内容を解説します。

 

葬儀の受付を依頼された方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

<この記事でわかること>

  • ・葬儀の受付のマナー
  • ・受付を始める前に確認・準備しておくべき内容
  • ・葬儀当日の流れや参列者への対応方法

 

葬儀の受付とは?

葬儀の受付風景の画像

葬儀の受付は、主に以下の内容を行います。

 

  • ・参列者からの香典を受け取る
  • ・芳名帳に記載してもらう
  • ・返礼品を渡す

 

他にもこまごまとした仕事があります。

 

なお、北海道では芳名帳をほとんど使用しません。詳細は以降で解説します。

 

誰に依頼するべき?

喪服姿で考え事をしている女性の画像

葬儀の受付を依頼する相手に特定の決まりはありません。遺族が「任せたい」と思った方が受付を担当します。一般的に多いのが以下の方々です。

 

  • ・直系以外の親族
  • ・近所や町内会の方
  • ・会社関係者
  • ・受付代行サービスの方

 

家族葬の場合は、大きな規模であれば受付を依頼します。小規模であれば親族が交代で行うケースがほとんどです。近年は受付代行サービスを利用する場合も多く見られます。

 

受付時に前もって確認・準備しておくべき内容

葬儀の受付を担当する際には、事前に以下の内容を確認し準備しておきましょう。

 

  • ・筆記用具などを用意しておく
  • ・受付係がどこまで対応するか確かめておく
  • ・会場のレイアウトを確かめておく

 

ひとつずつ解説します。

筆記用具などを用意しておく

香典を受け取った際に参列者の名前を記載する筆記用具を用意しておきましょう。筆記用具は、ボールペン・サインペン・筆ペンなど、どの種類でも問題はありません。念のため複数用意しておくと安心です。覚書用のメモもあるとよいでしょう。

 

おおよそは葬儀社か受付代行サービスの方で用意してくれます。

 

地域で芳名帳を使う慣習がある場合は、そちらも用意しましょう。

 

受付係がどこまで対応するか確かめておく

受付係が受付に徹するのか、会計係も兼任するのか確認しておきます。

北海道では受付も会計係を兼任するケースが多くみられますが、確かめておいて損はありません。金銭関連はトラブルの元になりやすいため、事前の確認が大切です。

 

会場のレイアウトを確かめておく

受付係は、参列者から化粧室・駐車場などの場所を尋ねられる可能性があります。尋ねられた際にすぐ案内できるよう、開場前に把握しておくと受付がスムーズに進みます。

 

規模によっては受付係が式場の案内をする場合もあるため、式場までの動線も確かめておくとよいでしょう。

葬儀当日の受付の流れ

花越しに見える葬儀の受付風景

葬儀当日の受付の流れは以下のとおりです。

 

1.開式の1時間前に会場へ到着する

2.参列者に挨拶をする

3.香典を受け取る

4.記帳をお願いする

5.返礼品を渡す

6.会場へ案内する

7.香典を会計係に渡す

 

順番に見ていきましょう。

 

1.開式の1時間前に会場へ到着する

受付係は事前確認などがあるため、葬儀の1時間前までに会場へついているのが理想です。葬儀スタッフから流れの説明を聞き、開式の30分前には受付できる体制に整えておきましょう。

 

2.参列者に挨拶をする

参列者が受付にいらしたら、「お忙しいところお越しいただき、ありがとうございます」と挨拶します。天気が悪いときは「お足元が悪いなか、お越しいただきまして誠にありがとうございます」などに言い換えると丁寧です。

 

参列者が親族の場合は「この度は心よりお悔やみ申し上げます」とお悔やみを述べましょう。

 

3.香典を受け取る

参列者から香典が差し出されたら「お預かりします」と言い、一礼しつつ両手でゆっくり受け取りましょう。弔電・お供物を持参している場合も、お礼を伝えて丁寧に受け取ります。

 

お供物は会場係や葬儀スタッフに渡し、弔電は司会者や進行かがりに渡します。クロークを設置している場合は、上着を受け取り、預かり札などをお渡ししましょう。

 

4.記帳をお願いする

芳名帳がある場合は、住所と名前の記載を依頼します。「恐れ入りますが、こちらにお名前とご住所をご記入ください」と伝えましょう。

 

芳名帳がない場合は香典をその場で開封し、領収書に名前と金額を記載して返礼品とともにお返しします。

 

なお、北海道では芳名帳がないパターンが主流です。

 

5.返礼品を渡す

返礼品は両手で渡すのがマナーです。その際、「こちらは香典返しです」「こちらをどうぞ」など一言添えましょう。香典が連名の場合は人数分お渡しします。返礼品が足りなくなりそうな際には、すぐに葬儀スタッフへ伝えましょう。

 

また、返礼品を断られた際の対応はどうすればいいか、事前に喪主へ確認しておくと安心です。

 

6.会場へ案内する

会場へ案内する場合は「会場はあちらでございます」と伝え、会場の場所を伝えましょう。参列者の到着が早すぎて会場に入れない際はロビーで待っていただきます。

 

7.香典を会計係に渡す

受付と会計係が別でいる場合は、いただいた香典を会計係に渡します。

 

北海道の場合は、香典を受け取ったその場で金額を確認するため、受付と会計係をひとりの人が担うケースがほとんどです。

 

葬儀の受付をする際のマナー

喪服を着た女性の画像

喪主に葬儀の受付をお願いされた際は、以下の点に注意しましょう。

 

  • ・依頼されたらできるだけ断らない
  • ・「忌み言葉」は使わない
  • ・スマホはマナーモードにしておく
  • ・服装はマナーに則った「準喪服」を着用する

 

ひとつずつ解説します。

 

依頼されたらできるだけ断らない

喪主から受付を依頼された際には、やむを得ない事情がない限りは断らないのがマナーです。受付は喪主や遺族があなたを信頼している証拠なため、謹んでお受けしましょう。

 

「忌み言葉」は使わない

受付をする際は、弔事の場で使用してはいけないとされる「忌み言葉(いみことば)」に注意しましょう。以下の言葉や言い回しを忌み言葉といいます。

 

重ね言葉次々・返す返す・いよいよ…など
不吉を連想させる言葉消える・浮かばれない・4(死)・9(苦)…など
不幸の連続を連想させる言葉再び・続いて・引き続き…など
直接的な表現死ぬ・生きていた頃…など

 

重ね言葉は「不幸が重なる」という意味から使用を避けられています。

 

直接的な表現は「逝去」「お元気だった頃」などに言い換えるとよいでしょう。

 

忌み言葉については以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

 

葬式でのNGワードにご注意!使ってはいけない「忌み言葉」とは?

 

スマホはマナーモードにしておく

電源を切るまではしなくてよいものの、着信が聞こえないようマナーモードに設定しておきましょう。マナーモードであっても、受付中は使用を控えるのが望ましいです。

 

スマホを確認する、やむを得ず電話に出るときは、受付から席を外して通話しましょう。

 

服装はマナーに則った「準喪服」を着用する

受付は葬儀に参列する際と同じように準喪服を着用するのがマナーです。以下の点に留意しつつ、身だしなみに配慮しましょう。

 

<男性の場合>

  • ・黒無地のスーツ(ダブル・シングルどちらでも可)
  • ・白いシャツ
  • ・靴・靴下・ネクタイは黒色
  • ・結婚指輪以外のアクセサリーは外す

 

<女性の場合>

  • ・黒のアンサンブル・スーツ・ワンピース
  • ・ストッキング・パンプスは黒
  • ・結婚指輪以外のアクセサリーは外す
  • ・真珠のイヤリング・ネックレスは「涙」を意味するため着用可

 

持ち物は葬儀に参列する際と変わりありません。数珠・ハンカチ・香典・筆記用具などを持参しましょう。

 

葬儀の受付をしてくれた方への御礼

和装の喪服を着た女性と参列者の画像

受付をしてくれた方へのお礼は、以下3つのタイミングが一般的です。

 

  • ・葬儀後すぐ
  • ・翌日
  • ・翌々日

 

葬儀後はバタバタしそうだと予想される場合は、葬儀前に渡しておくのもよいでしょう。また、各地域の慣習によりタイミングが決まっている場合もあるため、事前に葬儀スタッフに確認しておくと安心です。

 

御礼は、現金で渡す場合や、品物で渡す場合など地域によって異なります。現金の場合は5,000円〜10,000ほどが相場です。

 

受付をしてくれた方が目上の方であれば表書きは「御礼」、親しい間柄や目下の方であれば「寸志(すんし)」と記入します。

 

【Q&A】葬儀の受付に関してよくある質問

葬儀の受付に関してよくある質問をまとめました。

 

Q.喪主から香典辞退の意向があった場合どうすればいい?

Q.受付代行サービスの選び方にコツはある?

Q.受付係は「ありがとう」という言葉を使ってもいい?

 

ひとつずつ回答します。

Q.喪主から香典辞退の意向があった場合どうすればいい?

A.「申し訳ありません。ご遺族の意思により香典は辞退申し上げております。お気持ちだけありがたく頂戴いたします。」と伝え、丁重にお断りしましょう。

 

ただし、「どうしても受け取ってほしい」と言われる場合もあります。そのため、以下の点を前もって確かめておくとよいでしょう。

 

  • ・誰であってもお断りするのか
  • ・「どうしても」と言われた場合の対応はどうすればよいか

 

受付をスムーズに進めるためにも、事前確認は大切です。

 

Q.受付代行サービスの選び方にコツはある?

A.受付代行サービスを選ぶ際は、実績を確認するのがおすすめです。

「冠婚葬祭に対応」とうたっていても、実際は「葬祭」の経験が浅い場合があるためです。葬儀の受付をした実績があるのか確かめ、実績が豊富な会社に依頼しましょう。

 

なお、受付代行サービスの費用は1人につき10,000円が目安です。

 

自分で探すのが不安な際は、葬儀社に受付代行サービスの選択を依頼してもよいでしょう。

 

Q.受付係は「ありがとうございます」という言葉を使ってもいい?

A.「ありがとうございます」と言っても問題はありません。

近年、弔事の場において「ありがとう」はタブーというマナーを耳にするようになりました。結論から言うと、マナー違反ではありません。

 

ただし、感情論として「ありがとうございます」の使用を控えたい場合は「恐れ入ります」などに言い換えるとよいでしょう。

 

まとめ:受付は遺族に代わって参列者の対応をする大切な役割

葬儀の受付は、遺族に代わって参列者をお迎えする大切な役割です。香典を扱うため、金銭的な責任もあります。

 

喪主・遺族は信頼している方に受付を依頼するため、お願いされた場合は、よほどの事情がない限り断らないのがマナーです。

 

受付のやり方は地域によって異なります。

 

北海道では受け取った香典をその場で開封し、領収書に金額を記入したのち返礼品をお返しする流れが一般的です。道内でも地域で細かな違いがあるため、不安な方は地域の方々や葬儀社に聞いておきましょう。

 

ウィズハウスでは、道内33カ所62ホールの葬儀場を運営しており、各地域の慣習に精通したスタッフが駐在しています。

 

葬儀のしきたりに不安がある方は、ぜひウィズハウスをご利用ください。知識・経験豊富なスタッフが丁寧にサポートいたします。

 

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この記事を書いた人

二唐 渚

故人様とご家族の最期の時間を大切にいたします。

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