マナーやご作法

投稿日:2018年11月15日

更新日:2024年3月28日

家族葬の伝え方は?範囲や連絡方法、マナーなどをご紹介

こんにちは、家族葬のウィズハウス スタッフの二唐です。

 

家族葬は遺族や親族、親しい友人など限られた人たちだけで故人を見送る葬儀です。

参列を辞退いただきたい方には、その旨をきちんとお伝えしなくてはトラブルの原因となってしまいます。

 

呼ぶ方・呼ばない方、親族や会社関係、ご近所の方へもそれぞれの配慮が必要です。

今回は家族葬を行う際の伝え方についてお話します。

電話をしながら泣く女性

 

葬儀にはどこまで呼ぶべき?家族葬を伝える範囲

家族葬とは遺族や親族、ごく親しい友人など限られた人たちのみを呼んで行う葬儀の形です。

親族や友人の呼ぶ範囲や人数については、厳密に決まっているものはなく、故人の生前のお付き合いや親戚付き合いによって家族ごとに異なります。

遺族のみで行い参列者が10人以下という場合もありますし、お付き合いのある親戚や友人が多い方なら家族葬といえども50人以上の規模となる場合も少なくありません。

ただし、職場の同僚といった仕事関係者やご近所の方達は葬儀への参列をお断りすることが多いでしょう。

 

家族葬で葬儀に呼ぶ範囲や人数については、こちらの記事でも詳しくご紹介していますのでご参考ください。

家族葬は何親等までを呼ぶべき?具体的な考え方について

 

家族葬の場合、呼ぶ方・呼ばない方への伝え方

家族葬では葬儀に「参列してほしい」のか「参列を辞退してほしい」のかをできるだけ明確に伝える必要があります。

明確でないと「お葬式に参列しても良いの?ダメなの?」と迷わせてしまいます。

 

ただし、あまりに直接的に「来ないでください」と伝えると角が立ってしまう場合もあります。

家族葬へ呼ばない場合は特に、伝え方には気を配るようにしましょう。

葬儀に呼ぶ場合、呼ばない場合の伝え方や流れについてご紹介します。

 

家族葬へ呼ぶ場合の伝え方

参列してほしい方へは電話などでご連絡をし、葬儀の日程と家族葬で行うので参列してほしい旨をお伝えします。

香典や供物、供花の辞退をする場合もこの時に一緒にお伝えします。

 

ただし札幌市近郊や北海道の場合、香典を辞退することはほぼなく、家族葬であっても一般葬と同じように香典のやり取りがあるのが一般的です。

ウィズハウスとしても、香典の辞退はあまりおすすめしておりません。

 

家族葬へ呼ばない場合の伝え方

遠方に住んでいて疎遠になっているなど、葬儀に呼ばない親族に対しても必ず訃報の連絡は入れてください。

連絡を入れずに後から訃報を知ることになると「どうして知らせてくれなかったんだ」「私だって最後のお別れをしたかった」などと、トラブルになってしまう可能性があります。

そういったトラブルを避けるためにも、家族葬に呼ばない親族へも電話で訃報を連絡した上で、「今回は故人の遺志でごく少人数での家族葬で行うことにした」「遠方から駆けつけてもらうのはかえって申し訳ないから」など理由を添えて家族葬の旨を伝え、参列辞退をお願いしましょう。

 

会社関係への連絡について

家族葬の場合、会社関係の方の参列はお断りすることがほとんどです。

しかし、自分自身は葬儀参列のために会社を休むことになりますので、会社への訃報の連絡自体はできるだけ早くするようにしましょう。

慶弔休暇などの申請のためにも本人と故人の続柄、亡くなった日、会社を休む日数などを連絡が必要です。

葬儀への参列をお断りする、香典、弔電、供物、供花などを辞退したい場合も、その旨を明確にお伝えする用意しましょう。

 

家族葬を会社へ連絡する場合のマナーや注意点については、こちらの記事でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

家族葬におけるビジネスマナーとは?それぞれの立場から解説

家族葬を会社へ連絡する際のポイントやマナーについて

 

家族葬の近所の方への伝え方

香典袋・数珠・お線香

故人の友人関係で家族葬に呼ばない方へは特にご連絡はせず、お葬式が終わった後に葬儀終了のご案内を出すことで、故人の訃報と家族葬で葬儀を終えたことをお伝えすることがほとんどです。

しかし、近所の方へは直接訃報を伝えなかったとしても家族の様子などから訃報が伝わり、「葬儀に参列したい」「お葬式に参列した方がいいのかな?」などと考えられる方もいらっしゃいます。

お隣やお向かいなどのご近所、町内会などには葬儀に呼ばない場合でも「家族のみで葬儀を行うため、一般の方のご参列をご遠慮いただいています」とあえてはっきりお知らせするようにしましょう。

 

故人が友人やご近所の方などとの交友関係が広かった場合、葬儀の参列をお断りすると葬儀後にたくさんの人が自宅弔問に訪れ、遺族が大変になってしまうかもしれません。

そんな場合は葬儀後に改めて「偲ぶ会」などを行うことで、自宅弔問が続くことへの対策とすることができます。

 

まとめ

・家族葬とは遺族や親族、ごく親しい友人などで故人を見送る葬儀です。葬儀に呼ぶ範囲はどこまでと厳密に決まっているわけではないので、故人の生前の人間関係によって人数が少ない場合も多い場合もあります。ただし、職場関係やご近所方などがお付き合いで参列することは少ないです。

・家族葬に呼ぶ親族や友人へは、電話などで訃報と葬儀への参列依頼を伝えましょう。遠方や疎遠の親族を葬儀に呼ばないつもりでも、訃報は必ず直接連絡し「故人の遺志で家族のみで行うので」など角が立たないよう理由を添えて参列を遠慮してもらうようお伝えします。

・会社に対しては、葬儀で会社を休んだり慶弔休暇の申請をしたりする必要があるため、訃報連絡はできるだけ早く行います。葬儀への参列や香典、弔電などを辞退したい場合はその旨もはっきり伝えるようにしましょう。

・親族以外の一般の方に対しては、葬儀に呼ばないのであれば葬儀終了の案内で訃報を知らせる形で問題ありません。ただし、直接伝えなくても訃報が伝わってしまう近所の方に対しては、やはり直接伝えた上で葬儀参列を辞退してほしい旨を明確にお伝えしましょう。曖昧な伝え方は良くありません。伝え方など不明な点がありましたらお気軽にご相談くださいね。

 

家族葬を検討している方はウィズハウスへぜひご相談ください。

故人としっかり向き合い、親しい人と想いを分かち合う、おうちのようなお見送りをご提案いたします。

 

 

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この記事を書いた人

二唐 渚

故人様とご家族の最期の時間を大切にいたします。

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