メイン写真

HOME > スタッフブログ > 家族葬でのご焼香、タイミングとマナーを紹介

スタッフブログ

家族葬でのご焼香、タイミングとマナーを紹介

投稿日:2017年10月10日
マナーやご作法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

syoukou

こんにちは、家族葬のウィズハウス スタッフの大崎です。

家族葬では知人や会社の同僚などは参列をお断りするのが一般的ですが、故人との関係によっては「そうは言ってもご焼香だけでもしたい・・・」と思う方もいるでしょう。

今回は家族葬における焼香についてのお話です。
家族葬に参加する場合の焼香マナーや、直接遺族より連絡をいただいていない友人が焼香をしたい場合はどうすればよいかなどをご説明します。

 

家族葬での焼香時のマナー

焼香とは仏教における供養の一つで、故人のためにお香を焚いて安らかな成仏を願うことです。
仏式の葬儀であれば、家族葬と一般葬での焼香のマナーや作法に違いはありません。

 

焼香の方法には3つの種類があります

立礼焼香

通常の斎場で葬儀・告別式では立礼焼香が一般的です。
祭壇の前に置かれた焼香台まで移動し、立って焼香を行います。

座礼焼香

自宅や和室など座布団に座って執り行う葬儀では、祭壇や焼香台も低い位置に置かれ、座った状態での焼香となります。
焼香台までの移動は立ち上がらず「膝行・膝退」という方法をとり、焼香台まで遠い場合は中腰で移動します。

※膝行・膝退
正座の状態から、親指を立てて握った手を体の前に出し、体を少し持ち上げるようにしながら膝を前に出して移動する。

回し焼香

通常の斎場での通夜に用いられます。
さらに移動がしづらいような狭い会場では、香炉と抹香を参列者で回して自席で座ったまま焼香を行うこともあります。

 

焼香の基本作法

基本的な焼香の作法は次の通りです。

①焼香台の前で遺族へ一礼。その後、焼香台へ一歩近づき遺影に一礼します。
②右手親指、人差し指、中指の3本の指で抹香をつまむ。この時、数珠は左手に持ちます。
③つまんだ抹香を額の位置まで持ち上げます(この動作を「押しいただく」と言います)。
④香炉に抹香をくべて(くべる=香炉に抹香を落とすこと)故人の成仏を祈り合掌、一礼。
⑤遺族に一礼をしてから自席に戻ります。

焼香は喪主から順に、故人と関係が深い順に行います。
宗教や宗派によって押しいただく作法や抹香をくべる回数など作法が少しずつ違いますが、あまり神経質にならず周りにならっても問題ありません。

 

親族以外は家族葬への参列、焼香は控えましょう

家族葬は家族や親族など故人と親しかった人たちのみで執り行う葬儀の形です。
故人と特に親しかった友人が参列する場合もありますが、それも遺族からの参列願いがあった場合のみです。
家族葬の場合、基本的に遺族からの連絡がない限りは葬儀へ参列してはいけません。
どうしても会社の代表として預かった香典を届ける場合は、通夜開式の1~2時間前に伺うと良いでしょう。

家族葬は故人と遺族との最期のお別れの時間です。
「故人との最期の時間をゆっくりと過ごしたい」という遺族の想いを尊重するようにしましょう。

葬儀へ参列しなくても、故人へのお悔やみの気持ちを表すことはできます。
お断りされていなければ弔電やお悔やみの手紙を送ったり、落ち着いたころに自宅へ弔問させてもらうという方法もあります。
遺族は大切な方を亡くして悲しみの真っただ中にいます。
お悔やみの手紙には「返信は不要」の旨を添える、葬儀直後の訪問は避けるなど、できるだけ遺族へ負担をかけない方法を選びましょう。

 

後日自宅へ弔問する場合の焼香マナー

image002

お葬式に参列できなかった場合、後日自宅へ弔問し、焼香をさせていただく場合があります。
訪問のタイミングは葬儀後1週間程度を目安としましょう。
弔問に伺っても良いかどうか、必ずご遺族の方に直接確認をし、了承を得てから伺いましょう。

 

自宅での焼香は線香で行うのが一般的

お葬式や法要での焼香は抹香で行いますが、ご自宅の仏壇やお墓での焼香は線香で行うのが一般的です。

線香の作法を紹介します。
①仏壇の前に座り、遺族と遺影にそれぞれ一礼する。
②線香を持ち、ろうそくで火をつける。ライターやマッチで直接線香に火をつけてはいけません。(寝かせる線香が長い場合は半分に折ります)
③左手で線香をあおいで線香の炎を消す。
④線香を香炉に立てる。宗派によっては寝かす場合もあります。
⑤合掌し、遺影と遺族に対して再度一礼する。
線香の本数や「立てる」「寝かせる」は宗教によっても異なります。
ただ、事前に宗派を把握することは難しいと思われますので、仏壇の状況から判断するか、素直にご遺族に伺った方が良いでしょう。

■天台宗・真言宗:3本を立てる
■臨済宗・曹洞宗・日蓮宗:1本または2本を立てる
■浄土宗:1本を2つ折りにして立てる
■浄土真宗:本数の決まりなし、横に寝かせる
一般の弔問であれば、線香は一本で浄土真宗系は寝かせて他は立てると覚えておくとよいでしょう。

 

自宅弔問時の服装やマナー

ご自宅への弔問の際は喪服ではなく、地味な平服で問題ありません。
派手な時計やアクセサリーは外して行くようにしましょう。

供物やお花をお供えする場合も、「お返しは不要です」と言葉を添えるなど遺族の負担にならない形をとりたいですね。

自分にとっては1度の弔問でも、ご遺族にとっては何人もの弔問客の対応をしなくてはいけません。
お悔やみの気持ちを伝えた後はあまり長居をせず、できるだけ短時間でおいとまするようにしましょう。

 

まとめ

・焼香には「立礼焼香」「座礼焼香」「回し焼香」の3種類がある。

・焼香の作法は宗派によって異なるが、家族葬と一般葬で焼香のマナーに違いはない。

・葬儀に参列しなかった方は後日ご自宅へ弔問し焼香をする場合がある。自宅での焼香は抹香ではなく線香を使うのが一般的。

・自宅弔問の際は、事前に必ず遺族の都合を確認してから伺うこと。遺族のご負担を考え、あまり長居しないようにする。

大崎 美智

故人様とのお別れの時間を大切にいたします。