家族葬の知識

投稿日:2020年9月8日

更新日:2026年6月24日

家族葬の費用はいくら?平均相場・内訳・節約方法【人数別シミュレーション付】

家族葬の費用はいくら?平均相場・内訳・節約方法【人数別シミュレーション付】

こんにちは。コープの家族葬ウィズハウス スタッフの大崎です。
突然の訃報を受けたとき、「家族葬にしたいけど、いくらかかるんだろう」と不安になる方は多くいらっしゃいます。

本記事では、家族葬の費用相場・内訳・節約方法をわかりやすく解説します。参列者5人・10人それぞれの費用シミュレーションもご紹介しますので、「うちの場合はいくらになるか」をイメージしやすい内容になっています。

家族葬の費用相場はいくら?最新の平均額

家族葬の費用平均は約96.4万円

株式会社鎌倉新書が2026年5月に発表した「第7回 お葬式に関する全国調査」によると、家族葬の費用平均は約96.4万円です。
2024年発表時の105.7万円から減少傾向となり、費用意識の高まりや葬儀のシンプル化が背景にあると考えられます。

コープの家族葬ウィズハウスでの実績

2025年、コープの家族葬ウィズハウスで実施された家族葬では、80〜140万円の価格帯が最も多い結果となりました。
プランやオプションの選び方によって幅があるため、事前の見積もり比較が重要です。

一般葬との費用比較

2026年の同調査によると、一般葬の費用平均は約122万円。家族葬の約96.4万円と比べると、およそ25万円の差があります。
2024年は約55万円の差であったため、一般葬においても参列者数の減少やコストの意識が高まっていることが垣間見える結果といえるでしょう。

 

葬儀の種類費用平均
一般葬約122万円
家族葬約96.4万円

※参考:株式会社鎌倉新書|【第7回】お葬式に関する全国調査(2026年)

なお、家族葬が安くなる理由は、参列者が少ないことで「飲食費・返礼品費・式場費」といった変動費を抑えられるからです。一方、棺・搬送・骨壺などの基本費用(固定費)は参列者数に関わらず発生します。

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費用シミュレーション|参列者5人・10人の場合

「平均はわかったが、自分たちの場合はいくらくらいになる?」を知るために、参列者数別のシミュレーションをご紹介します。
あくまで目安ですので、実際には、葬儀社に具体的な見積もりを取ってもらい確認しましょう。

参列者5人の家族葬|費用目安80〜90万円

ごく少人数での1日葬(通夜なし・告別式+火葬)を想定したケースです。

費用項目目安金額備考
①基本葬儀一式50〜60万円祭壇・棺・骨壺・遺影・霊柩車・スタッフ・会場費など
②火葬費用2〜4万円公営火葬場利用の場合
③お布施20〜25万円読経・戒名料含む
④会食費2万円4,000円×5名(精進落とし)
⑤返礼品1.5万円3,000円×5名
合計目安80〜90万円程度

以上の表からわかるとおり、少人数の家族葬では、基本葬儀費用とお布施で全体の多くを占めます。

参列者10人の家族葬|費用目安100〜120万円

身近な親族での二日葬(通夜+告別式)を想定したケースです。

費用項目目安金額備考
①基本葬儀一式70〜80万円会場費2日分など
②火葬費用2〜4万円公営火葬場利用の場合
③お布施20〜25万円読経・戒名料含む
④会食費10万円通夜振る舞い+精進落とし(各10名)
⑤返礼品3万円3,000円×10名
合計目安100〜120万円程度

5人の1日葬と比べると、20〜30万円程度多くなる計算です。

家族葬の費用の内訳|項目別に解説

家族葬の費用の内訳|何にいくらかかるのか項目別に解説

①葬儀一式費用(祭壇・棺・搬送車など)

葬儀を執り行うために必要な基本費用の総称です。祭壇・棺・骨壺・遺影・搬送車・スタッフ人件費・会場費などが含まれます。

②飲食接待費(通夜振る舞い・精進落とし)

参列者をもてなす食事の費用です。参列者数によって金額が変わる「変動費」にあたります。

項目目安単価
通夜振る舞い3,000〜5,000円/人
精進落とし5,000〜8,000円/人

③返礼品費用

参列者へのお礼として渡す「会葬御礼」や「香典返し」の費用です。

項目目安単価
会葬御礼500〜1,000円/人
香典返し香典額の1/3〜半額

北海道では当日の即返しが一般的で、1,000〜2,000円程度が相場です。

④お布施(寺院費用)

葬儀社への支払いとは別に、僧侶へ直接お渡しする費用です。

内容目安金額
読経料(枕経・通夜・告別式)15〜20万円程度
戒名料2〜50万円(位号により大きく異なる)
お車代・御膳料5,000〜1万円程度

菩提寺がある場合は、事前に直接確認しておくと安心です。

⑤火葬費用

火葬炉・収骨室・待合室の利用料です。

利用者区分火葬料の目安
居住地の公営火葬場無料〜3万円程度
居住地外・民間火葬場数万円〜(割増になる場合が多い)

注意: 東京都内などには民間運営の火葬場があり、火葬炉のグレードによっては8〜12万円以上かかることもあります。

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家族葬の費用を左右する4つのポイント

1. 参列者の人数

飲食費・返礼品・会場の広さはすべて参列者数に連動します。「誰に来ていただくか」を事前に絞り込んでおくことが費用管理の第一歩です。

2. 地域・エリア

首都圏(東京・神奈川など)は、地方に比べて火葬場・式場の費用が高くなる傾向があります。

3. 式場・斎場のグレード

広く設備の充実した式場は会場費や祭壇費用が増加します。参列者数・費用・雰囲気のバランスで選ぶのがおすすめです。

4. 宗教形式

仏式では戒名の位号(ランク)でお布施が大きく変わります。無宗教葬(自由葬)は宗教者への謝礼が不要なため、費用を抑えやすいです。

実質負担額はいくら?香典収入との差し引き

葬儀費用は支払い総額がそのままご家族の負担額になるわけではありません。香典収入を差し引いた「実質負担額」で考えることが重要です。

参列者5人の場合

参列者区分人数香典相場小計
兄弟・近親者2名5万円10万円
親類親戚3名1万円3万円
香典収入合計13万円

葬儀費用80〜90万円 − 香典13万円 = 実質負担額 67〜77万円程度

参列者10人の場合

参列者区分人数香典相場小計
兄弟・近親者3名5万円15万円
親類親戚5名1万円5万円
友人知人2名5,000円1万円
香典収入合計21万円

葬儀費用100〜120万円 − 香典21万円 = 実質負担額 79〜99万円程度

家族葬では香典収入が葬儀費用総額の10〜20%程度にとどまるケースが多く、一般葬より補填効果は限定的です。資金計画はこの点を念頭に置いて立てましょう。

なお、近年は「香典辞退」を選ぶご家庭も増えています。その場合、費用の全額をご家族で負担することになるため、誰がどう分担するかを事前に話し合っておくことがトラブル防止につながります。

コープの家族葬ウィズハウスの家族葬プラン

コープの家族葬ウィズハウスは、家族葬に特化した葬儀プランを複数ご用意しております。それぞれのプランを以下に紹介いたします。ぜひ家族葬の費用を考える際の参考にしてください。

家族葬プラン(通夜・告別式を含む二日葬)

コープの家族葬ウィズハウスでもっとも利用されている葬儀プランです。一般葬同様に通夜と告別式を実施し、手厚く故人を見送ることができます。

・参列者数規模:数名~30名程度
・基本費用:39.8万円~(税込43.78万円~)
※コープ組合員/メンバーズクラブ会員価格
※函館エリアは料金形態が異なります

家族葬プラン詳細はこちら▶

一日葬プラン(通夜を省略した葬儀プラン)

告別式と火葬を執りおこなう、葬儀が一日で完結するプランです。ご家族のみ数名での葬儀を希望される方に支持されている葬儀プランとなります。

・参列者数規模:数名~20名程度
・基本費用:39.8万円~(税込43.78万円~)
※コープ組合員/メンバーズクラブ会員価格
※函館エリアは料金形態が異なります

一日葬プラン詳細はこちら▶

自宅葬プラン(ご自宅で葬儀を実施するプラン)

コープの家族葬ウィズハウスは、ご自宅でできる家族葬にも対応しています。住み慣れた自宅でゆっくり故人を見送りたい方におすすめのプランです。二日葬・一日葬いずれにも対応しています。

・参列者数規模:1名~10名程度
・基本費用:31万円~(税込34.1万円~)
※コープ組合員/メンバーズクラブ会員価格

自宅葬プラン詳細はこちら▶

火葬式プラン(通夜・告別式双方を省略するプラン)

通夜・告別式双方を省略し、火葬のみ執りおこなうプランです。安置期間に故人と面会することができるため、お見送りだけでも丁寧におこないたいという方に適したプランです。

・参列者数規模:1名~5名程度
・基本費用:19万円~(税込20.9万円~)
※コープ組合員/メンバーズクラブ会員価格

火葬式プラン詳細はこちら▶

お預かり葬(直葬)プラン(安置・火葬のみを実施するプラン)

安置と火葬のみを実施する最小限のプランです。ご遺体は斎場の安置室でお預かりし、その間の故人との対面は不可となります。葬儀費用をできるだけ抑えたい方向けのプランです。

・参列者数規模:1名~5名程度
・基本費用:7.8万円~(税込8.58万円~)

お預かり葬プラン詳細はこちら▶

 

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家族葬の費用を抑える5つの方法

家族葬の費用を抑える5つの方法

1. 葬儀社を2〜3社見積もり比較する

同じ内容の葬儀でも、葬儀社によって価格に差が出ます。見積もり比較の際は、プランに含まれる項目・追加費用になる項目・総額の内訳を必ず確認しましょう。

2. 不要なオプションを精査する

祭壇花の規模・棺や骨壺のグレード・会食の内容などは調整が可能です。「勧められたから」ではなく、本当に必要かどうかを一つひとつ判断しましょう。

3. 事前相談・会員制度などの割引を使う

ウィズハウスでは無料のメンバーズクラブへ入会いただくと、最大12万円の割引が受けられます(入会当日から適用、積立金・年会費なし)。元気なうちに登録しておくことが、費用を抑えるうえで最も効果的な方法のひとつです。

4. 葬儀積立・互助会を活用する

毎月少額を積み立てる「葬儀積立」や「互助会」は、いざというときの一括費用負担を軽減できます。ウィズハウスの**【コープの家族葬つみたて制度】**は積立金が全額保全され、コープさっぽろのポイントも付与されます。

5. 給付金を申請する

以下の条件に当てはまる場合は、公的な給付金を受け取ることができます。

給付金の種類対象・支給額申請窓口
葬祭費国民健康保険・後期高齢者医療加入者が対象/3万円(自治体により支給額が異なる)市区町村の担当窓口
埋葬料・埋葬費協会けんぽ等の健康保険加入者が対象/5万円(条件により支給額が異なる)勤務先の健康保険組合

葬儀費用全額をまかなえる金額ではありませんが、少しでも負担を軽くするために忘れずに申請しましょう。

支払い方法と注意点

家族葬の費用の支払い方法は主に4種類あります。

  • 現金支払い(一括払いが基本)
  • 銀行振込(一括払いが基本)
  • クレジットカード支払い(対応葬儀社に確認)
  • 葬儀ローン(対応葬儀社に確認)

遺産・生命保険からの支払いは注意が必要

故人の銀行口座は死亡が確認されると凍結され、引き出しには相続人全員の同意と書類提出が必要です。審査に1〜2週間程度かかることもあるため、葬儀費用の支払いに間に合わない場合があります。
保険金の受け取りも申請から1週間程度かかるケースが多く、喪主や遺族が立て替える必要が生じることを念頭に置いておきましょう。

よくある質問(Q&A)

Q. 見積もりと実際の費用が異なることはありますか?

はい、あります。参列者数が確定していない段階での見積もりは概算になるため、実際の費用との差が生じることがあります。
希望する葬儀の内容を明確にした上で、変動する費用や追加費用になる項目を必ず確認してください。

Q. 後から追加費用が発生するのはどんなケースですか?

安置期間の延長・遠方からの搬送・参列者の増加・オプションのグレードアップ・戒名ランクの変更などが主な例です。事前に葬儀社へ確認しておくと、想定外の追加を防げます。

Q. 費用はいつ・誰が支払いますか?

一般的に葬儀当日または終了後数日以内に、喪主がまとめて支払います。支払い期限や方法は葬儀社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

まとめ|家族葬の費用は事前見積もりで安心を

  • 家族葬の費用平均は約96.4万円(2026年・鎌倉新書)。一般葬より約25万円安い傾向
  • 参列者5人なら80〜90万円程度、10人なら100〜120万円程度が目安
  • 費用を左右するのは「参列者数・地域・式場のグレード・宗教形式」の4つ
  • 実質負担額は香典収入を差し引いて考えること。家族葬では香典収入が少ない点に注意
  • 費用を抑えるには複数社の見積もり比較・会員制度の活用・給付金の申請が効果的

「おおよその目安はわかったが、自分たちの場合はいくらになるか」を知るには、実際に葬儀社へ見積もりを依頼することが最も確実です。
元気なうちに相談しておくことで、いざというときも慌てずに対応できます。

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この記事を書いた人

大崎 美智

故人様とのお別れの時間を大切にいたします。

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