
喪主・関係者の知識
24時間365日・無料相談
0120-323-099


家族葬を検討する際、「親族はどこまで呼べばよいのか」「親しい友人にも声をかけてよいのか」と迷う方は少なくありません。呼ばなかったことで、その後の親戚付き合いに影響しないか不安を感じることもあるでしょう。
家族葬に呼ぶ人の範囲には、明確な決まりがありません。一親等・二親等の近親者を中心にするケースが多いものの、故人との関係性や生前の希望、想定する葬儀の規模に合わせて決められます。
本記事では、人数別に見た参列範囲の具体例や、親族・友人を呼ぶ基準、一般参列者の対応を整理します。訃報連絡の方法や起こりやすいトラブル、北海道の参列事情も紹介しますので、ご家庭に合った範囲を考える際にお役立てください。
目次
家族葬はどこまでの人を呼ぶものなのか、よくわからないという方も多いでしょう。実は、家族葬へ呼ぶ人の範囲について明確な決まりはありません。
故人とゆかりの深い方々が少人数集まり、ゆっくりと最後のお見送りをするのが家族葬の形です。
遺族・親族に限らず、故人と親しかった友人などに声がけすることも可能です。

家族葬で呼ぶ範囲は、故人から見た配偶者に加え、父母や子、祖父母、兄弟姉妹、孫などの、一親等・二親等の近親者を中心に声がけするケースが多く見られます。
ただし、「二親等まで呼ばなければならない」という決まりではありません。三親等より遠い親族でも、生前に頻繁な交流があった方には参列をお願いできます。
逆に、近い親族であっても疎遠になっている場合は、遺族で話し合ったうえで呼ばない選択もできます。
親等とは、親族関係の近さを世代数で表したものです。数字が小さいほど、本人に近い親族関係を示します。
| 区分 | 故人から見た主な続柄 |
|---|---|
| 配偶者 | 夫・妻 |
| 一親等 | 父母・子 |
| 二親等 | 祖父母・兄弟姉妹・孫・兄弟姉妹の配偶者・孫の配偶者 |
配偶者は民法上の親族ですが、一親等には含まれず、本人との間に親等はありません。葬儀の参列範囲では、一親等の父母や子とともに、最も近しい家族として扱います。
また、配偶者の親族にも親等があります。配偶者の父母は一親等、配偶者の兄弟姉妹や祖父母は二親等にあたり、これらの親族を「姻族」といいます。
家族葬の参列人数は10~30名程度が1つの目安です。
これは、家族葬専用の斎場・ホールの多くが、近しい方だけで故人を見送れるよう、客席や親族控室などを少人数向けに設計しているためです。
参列者を数名~10名程度に抑えたごく小規模な家族葬の目安例です。一親等(配偶者・子・存命であれば両親)を中心とした参列となります。
二親等を含めた遺族や近しい親戚を呼んで実施する家族葬の目安例です。近年はこの形が増え、コープの家族葬ウィズハウスで執りおこなわれる家族葬では最も多いケースとなります。
家族葬でどこまでの親族・親戚に声をかけるか迷ったときは、親等だけで機械的に区切らず、故人との生前の交流を軸に考えます。定期的に連絡を取っていたか、家族行事や帰省時に顔を合わせていたかなど、実際の関わり方を確認しましょう。
また、親族・親戚の居住地や年齢、健康状態、移動の負担も考慮します。遠方に住む高齢の方や健康上の事情から参列が厳しそうな方などには、訃報と葬儀の方針を伝えたうえで本人の希望を聞くのも1つの方法です。
親族を幅広く呼ぶほか、故人と親しくしていた友人などにも参列してもらうケースです。
参列者数の目安としては30名程度で、家族葬としては大きめな規模の葬儀となります。
家族葬で友人を呼ぶかどうかは、故人との親密度と生前の希望が判断軸になります。長年交流が続いていた方、頻繁に連絡を取っていた方、故人が生前に「葬儀へ来てほしい」と希望していた方は、親族でなくても案内する対象に含めて問題ないでしょう。
一方、遺族が故人の交友関係をすべて把握しているとは限りません。エンディングノートや年賀状、連絡先一覧などを手がかりに、関係性と連絡先を確認できる範囲で候補を整理します。

これまで解説したとおり、家族葬に呼ぶ人を決める際は、参列人数だけでなく、故人との関係性や生前の希望も踏まえて考えます。
ここでは、葬儀の規模・故人との関係性・故人の遺志という3つの視点から、呼ぶ範囲の決め方を紹介します。
まずは葬儀の規模を最初に決めてしまうやり方です。
会場の広さや予算など、葬儀全体の規模感から逆算し、「呼ぶ人数は10人まで」などと決めてしまえば、大体の呼ぶ範囲は決まってくるでしょう。
故人との関係性を目安に声がけする範囲を決める方法もあります。
また、迷ったときは「声がけしない範囲」を決めてしまうのもよいでしょう。
親戚であってもあまり交流がない場合や、遠方に居住していて移動や宿泊の負担が大きい高齢者など、状況はご家庭によってさまざまです。遺族・親族の無理のない範囲で、臨機応変に判断して問題ありません。
実際に誰を呼ぶのか、どこまで声をかけるのかは、故人の遺志を尊重して決めるのが最もスムーズです。
故人が遺言やエンディングノートなどを残していれば、「訃報を知らせてほしい人」や「参列してほしい人」が明記されているかもしれません。
生前に伝達されていない場合には、喪主をはじめ近しい遺族で、故人にとって誰を呼ぶのがベストかを話し合いましょう。
家族葬は参列者を限定しておこなう葬儀ですが、親族以外の方が一律に参列できないわけではありません。故人の友人や会社関係者、近所の方でも、遺族から案内を受けていれば参列できます。
一方、訃報を知ったこと自体は、葬儀への案内を意味しません。ここでは、一般の方が家族葬であることを知った場合の参列について、故人との関係別に解説します。
家族葬の知らせを受けても、遺族から「参列してほしい」と明確な案内がない限り、親族以外の方は参列を控えるのがマナーです。葬儀の日時や会場を人づてに知ったとしても、それだけで参列案内を受けたことにはなりません。
参列してよいか判断できないときは、遺族へ直接何度も連絡するのではなく、訃報を伝えた親族や勤務先の担当者など、連絡元へ確認しましょう。
会社関係者も、遺族や社内の連絡担当者から個別に葬儀に来てほしい旨の案内がない場合は、参列を控えるのが基本です。
会社として対応する際は、人事・総務や直属の上司などに窓口を一本化し、遺族の希望と社内の慶弔規定を確認します。
参列を依頼されたときは、上司や同僚がそれぞれ訪れるのではなく、代表者が参列する方法もあります。
参列を控える場合でも、遺族が香典や弔電、供花を辞退していなければ、会社または部署として弔意を伝えることは可能です。
個人の判断で手配せず、会社内で対応を揃えましょう。
近所の方や同じ町内会の方も、遺族から参列の案内がなければ斎場へ行くのを控えましょう。同じ町内会に所属していることや、生前に挨拶を交わしていたことだけでは、家族葬へ参列してよいとは判断できません。
町内会の回覧板で訃報を知った場合は、参列や弔問を受け付けているのか、近親者のみで執りおこなうのかを確認してください。
故人と親しい付き合いがあり、弔問を希望するときも、突然自宅を訪ねず、遺族や町内会長などを通じて了承を得てから訪問しましょう。
町内会によっては、代表者が参列する、香典を取りまとめるなど独自の取り決めが設けられていることもあります。
地域の慣習があるときは、町内会の案内にしたがって対応します。
香典・弔電・供花で弔意を伝えたいときは、まずは遺族から辞退の意向が示されていないか確認します。
辞退の対象に含まれていないものは送れますが、何を受け取らない方針なのかを確認し、遺族の意向に従いましょう。
また、送る際は遺族や葬儀会場の負担にならないよう、以下の点に注意してください。
家族葬では、参列をお願いするかどうかによって、訃報を伝えるタイミングや方法が異なります。
ここでは、訃報や葬儀の報告を誰に・いつ・どの手段で伝えるのかを解説します。
訃報は急を要するため、出席をお願いする親族への連絡は、早く確実に伝えられる電話を利用しましょう。
特に近しい親族へは臨終前に連絡しておくのが一般的です。
深夜の時間帯に亡くなってしまった場合は、翌日の朝に連絡します。
家族葬に呼ぶつもりのない親族でも、先に連絡だけはしておきたいときは「家族葬であること」を確実に伝えましょう。
伝える際は、「報告」なのか「出席のお願い」なのかをはっきりさせます。
家族葬に呼ばなかった人へは挨拶状を送付するのが基本的なマナーです。
親族や友人・会社関係で報告タイミングや対応が少々異なりますので、留意してそれぞれに報告をおこないましょう。
参列人数の都合で呼ばない親族がいる場合は、事前に連絡を入れて家族葬にする理由や故人の遺志を丁寧に伝え、十分な配慮をしておきましょう。
その際は、香典や供物・供花を受けるのか辞退するのかについても併せて伝えておくのがマナーです。
そして、葬儀終了後には早めに挨拶状を送付し、無事に葬儀を終えた旨を直接電話でも報告しておくと、より丁寧で誠意が伝わります。
友人・知人へは葬儀後の「事後報告」、会社関係へは手続きのため「事前報告」と、連絡のタイミングを分けることが大切です。
友人や知人へは、相手に参列の判断で気を遣わせないよう葬儀後1〜2週間を目安に挨拶状を送付します(香典辞退の場合はその旨も明記)。
もし事前に連絡があった場合は、参列者を限定した家族葬である旨を丁寧にお伝えしましょう。
一方、忌引休暇や業務調整が発生する会社関係へは葬儀前の報告が必須となります。
報告の際は、家族葬で執りおこなうこととあわせて、弔問や香典・供花を辞退する旨も忘れずに伝えておくことが大切です。
家族葬の報告を受けた際の対応や、挨拶状の詳しい書き方については、ぜひ以下の記事も参考にしてください。

葬儀に呼ばない人にも、家族葬であることをきちんと伝えておきましょう。
「私は葬儀に呼ばれてない!」「どうして〇〇さんを呼ばないんだ!」など、のちのちトラブルになりかねません。
以下よりケース別の事例と対策について解説します。
親族間トラブルを防ぐためには、事前に家族葬でおこなう理由を丁寧に説明し、理解を得ておくことが大切です。
家族葬で多く聞かれるのが「なぜ事前に相談なく勝手に執りおこなったのか」という親族からのクレームです。
家族葬のような小規模葬は、バブル崩壊後の1990年代に広まり始めたといわれる比較的新しい葬儀形式です。
そのため、「葬儀は関係者を多く呼んで盛大におこなうのが何よりの供養」という従来の価値観をお持ちの方や、「事後報告では軽く扱われた」と感じる方もいらっしゃいます。
価値観は人それぞれで難しい側面もありますが、一度こじれてしまうと今後の親戚付き合いにも影響するため注意しましょう。
葬儀の日時や会場が参列者以外に伝わると、「訃報を知った以上は伺ったほうがよい」と考えた方が、当日会場を訪れることがあります。予定外の参列者が増えれば、受付や座席、返礼品などの準備が間に合わず、遺族の対応も増えてしまいます。
参列をお願いする人には、家族葬であることに加えて、葬儀の情報をほかの方へ広めないよう伝えておきましょう。
呼ばない人へ葬儀前に訃報を知らせる場合は、「近親者のみで執りおこなうため、参列はご遠慮いただきたい」と明確に説明します。
予定していない人が訪れた場合の対応方針も、あらかじめ受付担当者や葬儀社のスタッフと共有しておくと、当日に遺族だけで判断を抱えずに済みます。
家族葬を終えたことを挨拶状や喪中はがきなどで知らせると、参列できなかった方から弔問の申し出が続くことがあります。
葬儀後は各種手続きも重なるため、その都度応対すると、遺族が心身を休める時間を確保しにくくなります。
弔問を受け入れる場合は、訪問前に連絡をもらい、対応できる日時を伝えておきましょう。連絡窓口を家族の一人にまとめ、香典や供物を受け取るかどうかも統一しておくと、行き違いを防げます。
すぐに弔問を受けられないときや辞退したいときは、その旨を挨拶状に記載して構いません。
突然の訪問があった場合も、玄関先でお悔やみを受ける、事情を説明して後日にしてもらうなど、遺族の状況に合わせて対応します。
家族葬は「故人の遺志である」ということを伝えるとトラブルに発展しづらいでしょう。
「故人が生前に家族葬を希望していた」という説明が、最も角が立たない方法です。
「遺族が相談せず勝手に決めた」という誤解から生じるトラブルもあります。
クレームを言う方も「故人のことを思って」伝えるのでしょうから、冷静な対応が必要です。
親戚トラブルについては以下の記事でも詳しく解説していますので、どうぞご覧ください。
関連記事:家族葬のトラブルで多いのは親戚トラブル!具体例と対策を知ろう

北海道の家族葬には、参列の範囲やタイミング、冬季ならではのマナーなど、地域特有の事情があります。ここでは、北海道で家族葬に参列する際に知っておきたいポイントを解説します。
北海道の家族葬では、お通夜だけに一般参列者が訪れるケースが見られます。
通夜式には参列せず、お悔やみの挨拶と香典を渡すだけで帰られる方も多く、開拓の歴史のなかで周囲との調和を大切にしてきた土地柄の表れともいえます。
家族葬であっても、故人の友人・知人や勤務先の方が通夜の時間帯に立ち寄られることは珍しくないため、受付での香典の受け取りや領収書の発行、当日返し(即返し)の準備など、短時間の弔問にも応じられるよう整えておくと安心です。
北海道の道南・道東などの一部地域では、葬儀・告別式の前に火葬してから葬儀を執りおこなう「骨葬」が見られます。そのため、一般的な「通夜→葬儀・告別式→火葬」という流れとは、参列のタイミングが異なる場合があります。
また、骨葬では、火葬前に「仮通夜」を設けることがあります。仮通夜は遺族や近しい親族を中心に故人と過ごし、その後に火葬、本通夜、葬儀・告別式へと進む流れです。
この場合、一般の方が本通夜や葬儀・告別式に参列する時点では、すでにご遺骨が祭壇に安置されています。
ただし、骨葬の流れや火葬のタイミング、仮通夜の有無などは地域や遺族の意向によって異なります。参列する際は、遺族から案内された日時を確認し、その案内に沿って参列しましょう。
積雪期の北海道では、転倒や足元の冷えを防ぐため、黒色の冬靴やブーツでの参列が許容されています。
会場で履き替えられる場合は、黒いパンプスや革靴を持参するとよいでしょう。
履き替える場所がない場合は、そのまま参列しても構いません。
冬靴やブーツは原則黒色、ファーや大きな金具、目立つ装飾のないシンプルなものを選びます。
家族葬に呼ぶ親族の範囲に絶対的な決まりはありません。
一親等・二親等の親族を中心に呼ぶケースが多く見られますが、親等だけで区切らず、故人との交流や生前の希望に応じて範囲を決めるとよいでしょう。
詳しくは、「一般的には「一親等・二親等」の親族を中心に呼ぶケースが多い」の項目をご覧ください。
家族葬と言われた場合、遺族から参列してほしいという依頼がなければ、参列を控えるのが基本です。
「家族葬で執りおこなう」という連絡だけでは、葬儀への案内とは判断できません。
参列の希望がある場合は、必ず連絡元に事前確認しましょう。
詳しくは、「一般の方は明確な案内がない限り、参列を控えるのがマナー」の項目をご覧ください。
家族葬に呼ぶ人を決める明確な基準はありません。故人の遺志を尊重しながら、葬儀の規模や生前の関係性を踏まえて、遺族が判断します。
詳しくは、「家族葬に呼ぶ人の範囲を決める3つの判断軸」の項目をご覧ください。
近所で家族葬がおこなわれた場合、辞退の案内があれば、香典を用意する必要はありません。
辞退の記載がないときは、隣人として日頃から交流があったか、町内会を通じた付き合いがあったかなど、故人や遺族との関係性に応じて判断します。
町内会で香典を取りまとめる地域もあるため、独自の取り決めがないか確認してから対応しましょう。
近しい親族は、通夜と葬儀・告別式の両方に参列するのが基本です。
ただし、遠方からの参列で移動に時間がかかる場合や、年齢・体調、故人との関係性などによっては、どちらか一方の参列でもマナー違反にはあたりません。
片方だけ参列するときは、遺族へその旨を伝え、案内された日程に合わせます。
家族葬に呼ぶ人の範囲に決まった基準はありません。
一親等・二親等の親族を中心とするケースが多いものの、親族に限定する必要はなく、故人の遺志や生前の関係性、葬儀の規模を踏まえて遺族で決定します。
呼ぶ範囲を決めたら、参列をお願いする人には日時や会場を早めに伝え、呼ばない人も納得できるように、参列・香典等の受け入れ有無を明確にします。
遺族の方針を相手に伝わる形で知らせておくことが、参列をめぐる行き違いや葬儀後のトラブルを防ぐことにつながります。
故人が大切にしてきたつながりを振り返り、最後のお見送りをともにする人を決めていきましょう。
このように、家族葬に親族や友人知人をどこまで呼べばいいのか迷った場合は、ぜひ一度コープの家族葬ウィズハウスまでご相談ください。
年間5,000件以上の家族葬を実施しているコープの家族葬ウィズハウスでは、あらゆる葬儀事例に基づいたアドバイスをおこなっています。
いざという時に焦らずに済むように、事前準備をしておくと大きな安心につながります。
ご相談、葬儀のご依頼は24時間・365日無料で承っております。フリーダイヤルまたはWebフォームより、どうぞお気軽にお問い合わせください。
お葬式についてよくわかる
お葬式ガイドブックや各施設の紹介している
パンフレット、具体的な葬儀の流れがわかる資料など
備えておけば安心の資料をお送りいたします。

お急ぎの葬儀相談・ご依頼 はお電話で