マナーやご作法

投稿日:2018年5月30日

更新日:2021年12月28日

家族葬を欠席する時はどう伝える?香典の渡し方やマナーもご紹介

こんにちは、家族葬のウィズハウス スタッフの大崎です。

 

故人との最後のお別れであるお葬式ですが、色々な理由からどうしても参列できないという場合もあると思います。

 

今回は家族葬を欠席する場合についてのお話です。

家族葬を欠席する場合の連絡方法や、欠席する際に気を付けたいマナーについてお話します。

合掌する喪服の男性

 

親しい方のお葬式や家族葬を欠席する場合には必ず連絡を

訃報とお葬式の連絡をいただいたけれどもどうしても参列することできない場合は、必ず欠席のご連絡をするようにしましょう。

 

電話で欠席のご連絡をする

親しい間柄の方の葬儀を欠席する場合は、できるだけ電話で欠席のご連絡をするようにしましょう。

ただし、葬儀の前のご遺族は葬儀の準備でとても忙しいです。

電話をかけるタイミングを計って、用件を簡潔に伝えるようにしましょう。

 

【伝える内容】

・葬儀を欠席することとそのお詫び

・欠席の理由(「やむを得ない事情」「どうしても都合が合わずに」などで問題ありません)

・お悔やみの言葉

 

家族葬の場合は、遺族から電話で直接参列依頼があるはずです。

参列できない場合、参列できなくなってしまった場合は必ずその旨の連絡をするようにしましょう。

 

関係性によってはメール返信でも

故人やご遺族との関係性によってはメールで訃報を受ける場合があります。

お仕事関係のつながりの方や、親戚の場合などがそれにあたります。

 

訃報をメールで受けた場合で葬儀に参列できない時は、メールの返信にて欠席の旨をご連絡してもよいと思います。

 

ただし、メールでの欠席連絡はあくまでも略式の作法です。

葬儀が終わり落ち着いた頃に、改めて欠席してしまったお詫びとお悔やみの言葉を直接お伝えするのが良いでしょう。

 

メールでご連絡をする場合も、お伝えする内容は電話の場合と同じです。

時候の挨拶などは省き、タイトルや文頭でこちらの名前や用件がすぐに伝わるように工夫するようにしましょう。

いつものメールのように、絵文字や顔文字は使ってはいけません。

文字だけの文章になるので、そっけなく冷たい印象になってしまわないように注意しましょう。

 

お葬式に欠席しても弔意をお伝えすることはできます

葬儀に欠席してしまった場合でも、下記の方法で遺族へ弔意を示すことができます。

 

葬儀へ弔電を打つ、供物・供花を送る

葬儀会場へ弔電や供物・供花を送る場合は、弔電は前日まで、供物・供花は葬儀開始までに間に合うように葬儀会場へ喪主宛で送るようにしましょう。

宗教によって供物の品物が決まっていたり供花も色や大きさを揃えていたりする場合がありますので、自分で手配するのではなく葬儀会社へ依頼するのが一番確実です。

 

遺族の自宅へ直接弔問に伺う

葬儀後に遺族のご自宅へ弔問に伺う場合もあります。

葬儀直後の遺族はとてもお疲れですので、落ち着いた頃に遺族の都合を確認してから訪問するようにしましょう。

 

この時注意したいのは自宅へ弔問するのは自分たちだけではないということ。

必要以上に長居をすることは避け、お悔やみの言葉とお線香をあげたらできるだけ短い時間で失礼するようにしましょう。

 

遺族へお悔やみのお手紙を送る

「自宅弔問をすると遺族へ負担をかけてしまうかもしれない…」そのような場合はお悔やみのお手紙をお送りしても良いかもしれません。

装飾のないシンプルな白い便せんを使い、葬儀を欠席したことのお詫びとお悔やみの言葉、遺族を気遣う気持ちをしたためて送りましょう。

 

【お悔やみの手紙例文】

この度はご尊父様ご逝去の知らせを受け、心からお悔やみ申し上げます。

突然の訃報にただただ驚いております。

本来であればすぐにでも駆け付けてお悔やみを申し上げたいところですが、やむを得ない事情によりお伺いすることが叶わず、誠に申し訳ございません。

ご遺族の皆様におかれましてはお力をお落としのこととは存じますが、どうかお気持ちを強く持たれますようお祈り申し上げます。

略儀ながら書面にてお悔やみを申し上げます。

返信は不要ですので、どうぞお気を遣わずなにとぞご自愛くださいませ。

 

※お悔やみのお手紙では時候の挨拶、拝啓・謹啓などの語頭は省略します。

 

葬儀を欠席することが分かった時点で早めに送るようにしましょう。

 

お葬式を欠席した場合の香典の渡し方

ご香典と袱紗

お世話になった方や親しかった方のお葬式で香典をお渡ししたい気持ちはもっともです。

葬儀へ欠席した場合の香典の渡し方には下記の3つの方法があります。

(1)他の参列者へ預けて一緒に渡してもらう

(2)お悔やみの手紙と一緒に現金書留で郵送する

(3)自宅弔問の際に持参しお渡しする

 

直接手渡したい気持ちもわかりますが、自宅弔問まであまり期間があいてしまうようなら(1)(2)の方法が無難です。

預ける場合、送る場合でも香典の表書きはしっかり確認し、裏面か中袋へ自分の名前と住所、包んだ金額の記載を忘れないようにしましょう。

 

葬儀のタイミングで葬儀会場へ送る方法もありますが、行き違いになってしまう可能性もあるため遺族の自宅へ直接送るようにしましょう。

 

家族葬では香典を辞退するものと思われている方もいらっしゃいますが、札幌近郊や北海道では遺族から明確な断りの意思表示がない限りは家族葬でも香典をお渡しするのが一般的です。

お世話になった方へのお悔やみの気持ち、少しでも遺族の手助けになりたいという気持ちを香典に込めてお渡ししましょう。

 

まとめ

・訃報を受けたもののやむを得ず葬儀を欠席しなくてはいけない場合は、必ず欠席の連絡を入れましょう。できれば直接電話で伝えられると良いですが、難しい場合や訃報をメールでいただいた場合はメールでのご連絡でも問題ありません。葬儀の前の遺族はとても忙しいので用件を簡潔に伝えるようにしましょう。

・葬儀に参列できなかった場合でも、葬儀へ弔電・供物・供花を送ることや葬儀後の弔問やお悔やみの手紙でも弔意を示すことができます。自宅へ弔問する際は、遺族の負担にならないように事前に都合を確認して短い時間で帰るようにしましょう。

・葬儀へ欠席した場合の香典は、(1)他の参列者に預けて渡してもらう(2)現金書留で送る(3)自宅弔問の際に持参する
といった方法があります。あまり時間をあけずにお渡しできる方法をとれると良いでしょう。家族葬の場合でも遺族からの明確なお断りがない限り、弔意を込めた香典をお渡しすることは失礼ではありません。

 

家族葬を検討している方はウィズハウスへぜひご相談ください。

故人としっかり向き合い、親しい人と想いを分かち合う、おうちのようなお見送りをご提案いたします。

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この記事を書いた人

大崎 美智

故人様とのお別れの時間を大切にいたします。

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