家族葬の知識

投稿日:2022年7月27日

更新日:2024年4月1日

葬儀を簡単に済ませるには?

葬儀というと面倒、時間がかかる、手間がかかるなどのイメージがあり、なるべく葬儀を簡単に済ませたい、早く終わらせたいという希望があるかもしれません。葬儀を簡単に済ませたいと考える場合にはどうすればよいのでしょうか。どのような方法があるのでしょうか。葬儀を簡単に済ませたいという人が知っておきたい情報をまとめて掲載しています。

葬儀を簡単に済ませたい

葬儀というと、沢山の参列者が居て、泊りがけで2日、3日かけて行うなど時間も手間もかかるものというイメージが根強くあります。宗教儀礼や伝統的なしきたりに縛られ、参列者やマナーを気にして故人ときちんとお別れが出来ないと感じる場合もあります。現在では、葬儀に対しての価値観や、ライフスタイルは変化してきています。それに伴い選ばれる葬儀の形も以前から変わってきています。葬儀の数々の段取りをこなす自信がない、なるべく葬儀を簡単に済ませたいという考え方に沿った、葬儀プランを選ぶ事が可能になってきています。

簡単な葬儀のデメリット

葬儀と一言で言っても色々なプランがあり、どんな葬儀にしたいか希望の方法やプランを選ぶことが出来ます。必ずしも従来からある「葬儀」の形に縛られる必要はありません。故人の遺志や親族の希望を踏まえ、簡単な葬儀にしたいといった希望の形や理想の葬儀の実現は可能です。

ウィズハウスの場合には、

  • ・2日葬プラン

    一般的なご葬儀と同じく、通夜・葬儀・告別式・火葬繰上げ法要といった一連のセレモニーを小規模で執り行う葬儀形式。

    2日葬プラン詳細

  • ・1日葬プラン

    通常は通夜式から告別式まで2日かけて取り仕切られるお葬式を、告別式と火葬を一日で行う葬儀形式。

    1日葬プラン詳細

  • ・自宅葬プラン

    おうちで最期のお見送りができる葬儀形式。

    自宅葬プラン詳細

  • ・火葬式プラン

    お通夜や告別式を行わず火葬のみを執り行う葬儀形式。

    火葬式プラン詳細

  • ・安置直葬プラン

    病院や警察などから安置施設へ直接搬送します。お通夜や告別式などは行わず、火葬のみを執り行う葬儀形式。

    安置直葬プラン詳細

があります。葬儀を簡単に済ませたいという人に選ばれているのは火葬式プラン、安置直葬プランです。1日葬、自宅葬といったプランも従来の葬儀に比べると簡易的な葬儀となります。従来の葬儀より簡易的ではありますが、宗教観やしきたりに沿った葬儀も可能です。

簡易的な葬儀は他のプランと比較すると確かに安いですが、お別れの時間が短い、参列できる人が限られるなどのデメリットもあります。簡単に済ませたいといった場合には、後で「もっとゆっくりお別れがしたかった」といった後悔をしないように事前に検討しておく事が必要となります。

簡単でもしっかり見送れる。家族葬が増えている

かしこまった葬儀は気疲れするから簡単にしたいけれど故人のお見送りはきちんとしたい、そんな場合におすすめの葬儀プランは家族葬です。家族葬とは、家族や親族など故人と関係が深かった方のみで執り行う葬儀です。家族といっても参列者は「家族」「親族」のほかに「ごく親しい友人」が参列することもあります。

家族葬が増加している代表的な理由としては「経済的な理由」「故人の遺志」「アットホームな葬儀」「宗教観やしきたりに縛られたくない」等がみられます。株式会社鎌倉新書さんが、運営するサイト「いい葬儀」で発表された「第3回お葬式に関する全国調査」(2017年)では、一般葬の減少傾向、家族葬の増加傾向がみられました。2015年から2017年を比較した場合に、「一般葬」は53%と未だに一番多い割合ではありますが、-6.1ポイントと減少傾向にありました。一方「家族葬」は38%と一般葬に比べると少ない割合ではありますが、+6.6ポイントと増加している傾向がみられます。

葬儀の価値観が変化する中では、しきたりを重んじたいという気持ちもあれば、もっと自由な形で行いたいという両面の価値観が見られます。家族葬では、しきたりを重んじることも可能ですが、故人らしい葬儀の形や内容とする事も可能です。故人や家族で、自由な形を選びやすいことも家族葬を選ぶ人が増えている理由のひとつとなります。

参照)家族葬が増加している4つの理由とは?

家族葬とはどんなもの?どんな葬儀?

葬儀を簡単に済ませたい、そんな中で選ばれているのが家族葬ですが、家族や親族など故人と関係が深かった方のみで執り行う葬儀といってもイメージが湧きづらいかもしれません。
家族葬の流れは以下のようになっています。

【家族葬の流れ】

  1. ・ご臨終、ご遺体のお迎え
  2. ・ご遺体の安置
  3. ・納棺、通夜
  4. ・告別式
  5. ・出棺、火葬
  6. ・収骨、還骨法要、繰り上げ法要

香典や供物などを辞退する場合もあり、従来からのしきたりに沿った面もありながら、従来の葬儀に比べ、故人様やご家族の「想い」を大事にするお葬式を実現し安い葬儀の形です。

ただし、家族葬に親族が反対したり、理解されない場合もあります。一般的な葬儀に比べ、比較的新しい葬儀スタイルだということもあり、どんな葬儀かが伝わりづらいという理由の他、大人数で盛大に見送るのが故人にとって良いお葬式だという価値観が根強くあるということがあります。特に年配の方には小人数での葬儀なんて可哀想だ、失礼だなどという価値観が根強くある方がおり、家族葬について良く知らないで反対される方もいます。親族に反対されたまま葬儀を行って関係性が悪くなることは、今後のためにも良くありません。家族で静かに故人を見送りたいことなど自分達の気持ちを丁寧に伝えましょう。

参照)家族葬のメリット・デメリットとは?注意点についても知ろう!

参照)家族葬のトラブルで多いのは親戚トラブル!具体例と対策を知ろう

家族葬にかかる費用は

家族葬の費用の相場は概ね40〜150万円程度になります。鎌倉新書が2020年に発表した【第4回お葬式に関する全国調査】によると、家族葬の葬儀そのものにかかる費用の平均は96万4,133円でした。ウィズハウスでご用意している家族葬プランは葬儀規模により約40万円〜100万円程度です。簡易的な葬儀である分、一般葬よりも費用が安くなります。家族葬は一般葬に比べて費用が安く済む事が一般的なので、葬儀費用を節約したいという場合にも選ばれています。

参照)家族葬の費用や相場はどれくらい?一般葬との比較と内訳について

参照)ウィズハウス家族葬の費用

北海道札幌市を中心 簡単な葬儀のご相談ならウィズハウスへ

ウィズハウスは北海道札幌市・恵庭市・北広島市・旭川市で年間2,500件ほどの葬儀施行実績を持つ、道内ナンバーワン規模の専門葬儀社です。家族葬という形が浸透している背景には、会葬者の人数を減らしても、しきたりを維持することも可能だという、柔軟性もあります。宗教儀礼や社会との繋がりよりも故人様の人生やご家族の気持ちに寄り添う、現代に適した葬儀形式として選ばれています。簡易的な葬儀や、家族葬も多数執り行わせて頂いております。家族葬ならウィズハウスへご相談下さい。

簡単に葬儀を済ませたい、そんな場合にはどんな葬儀が選べるのかなどの疑問もウィズハウスにご質問ください。専門知識の豊富なスタッフが故人様とご遺族様の大切な時間をサポートさせていただきます。随時、内覧会も行っておりますので、来館の際にお悩みや疑問を気軽にスタッフへご相談ください。

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