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新型コロナウイルス感染症で亡くなった場合の流れや疑問点を解説

投稿日:2021年8月5日
コロナ対策

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ワクチン接種が進む一方、デルタ株の蔓延や自粛疲れによる人流の抑制力低下の影響を受け、新型コロナウイル感染症の拡大が止まらない現在。緊急事態宣言を全国に広げる必要性や、コロナ患者の自宅療養について議論が活発化しています。※2021年8月5日現在

2019年12月初旬に中国の武漢で最初の感染者が確認されてから1年8ヶ月が経過した今なお、多くの人が関心を持たざるを得ないこの感染症ですが、万が一、身近な方が罹患して亡くなってしまった場合、その後の搬送や火葬はどのような手順で行われるのでしょうか。そして、故人との面会や葬儀は可能なのでしょうか。

また、厚生労働省・経済産業省では新型コロナウイルス感染症で亡くなった方の処置、搬送、葬儀、火葬などについてガイドラインを設けていますが、実際現場ではどのように対応しているのでしょうか。

今回は新型コロナウイルス感染症で亡くなった場合の搬送や火葬の流れと、その際に皆さんが疑問に思われそうな点についてご説明します。

 

新型コロナウイルス感染症の方が亡くなった場合の一般的な流れ

1.ご臨終

新型コロナウイルス感染症に罹患している方が病院や施設で亡くなった場合、葬儀社に連絡して搬送・火葬を依頼しますが、この感染症で亡くなられた方の搬送や火葬を的確に行える葬儀社は多くないため、受け入れを断られてしまうケースもあります。また、一部の葬儀社による法外な高額請求が問題となった事例もあるため、現在ウィズハウスでは、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の搬送・火葬を無償で執り行っておりますので、詳しくはこちらからお問い合わせください。

葬儀社への連絡の他、病院や施設から死亡診断書を受け取って死亡届に記入する必要があります。記入した死亡届は、故人の死亡地・本籍地・届出人のいずれかの所在地の役所に提出します。

2.火葬場へ搬送

通常のお葬式ではご遺体を自宅や安置所に安置しますが、新型コロナウイルス感染症に罹患している方が亡くなった場合、多くは直接火葬場に向かうことになります。亡くなった日が火葬場の休業日であったり、亡くなった時間が火葬場の受付時間外であったりする場合はすぐに火葬ができないため、病院もしくは自治体が指定する安置所等に安置した後、火葬場に搬送します。

3.火葬とその後

火葬を行い、火葬場の駐車場でご遺骨を受け取ります。ご遺族が濃厚接触者に該当していれば、親族や葬儀社スタッフが自宅にご遺骨を届ける場合もあります。自宅に仮祭壇を設置し、四十九日の忌明けや墓地等に埋葬する日までご遺骨を安置します。

以上が、新型コロナウイルス感染症に罹患している方が亡くなった場合の一般的な流れです。次項からはこの場合の疑問点について解説していきます。

故人から感染する可能性は?

新型コロナウイルス感染症で亡くなった故人のご遺体から、ウイルスが感染する可能性はあるのでしょうか。

新型コロナウイルスの感染経路は、飛沫感染と接触感染とされています。飛沫感染とは咳やくしゃみ、会話などの際に、ウイルスを含んだ飛沫が放出され、それを吸い込んだ方が感染することを指します。接触感染とは、感染者がウイルスを含んだ自身の飛沫や粘液が付着した手で触れた物や場所を他の人が触り、その手で口や鼻に触れてしまって感染することを指します。

故人は咳やくしゃみ、話をすることは無いため、故人からの感染リスクは接触感染のみとなり、感染を予防するためには接触感染をしないように対策をする必要があります。

遺体を処置する方法は?

厚生労働省・経済産業省のガイドラインでは、遺体を非透過性納体袋(体液やウイルスが透過しない納体袋)に収め、納体袋の表面を消毒することを推奨しています。これは前述した接触感染を防ぐための処置で、病院・施設・葬儀社のスタッフ等が行います。

ウィズハウスでは、ご遺体を納体袋で密閉した後お棺に収め、火葬場へ搬送します。

故人と面会することはできる?

厚生労働省・経済産業省のガイドラインによると、遺体が非透過性納体袋に収められていれば面会は可能となっていますが、病院・施設・葬儀社の規則やご遺族の状況(濃厚接触者に該当している等)によって、現状では面会が難しいケースが多くなっています。

火葬するまでの時間は?

日本の法律では死後24時間以内の火葬が禁止されていますが、新型コロナウイルス感染症で死亡した場合は24時間以内に火葬をすることが可能です。24時間以内の火葬は「可能」であって「義務」ではありませんが、現状では家族が面会することや付き添うことが難しいため、24時間以内に火葬される例も多くあります。

葬儀はできる?

厚生労働省が公開した指針では、納体袋で密閉し棺に納棺した後、棺の消毒することで、通常とほぼ同様の葬儀を行うことが可能とされていました。

ですが現状は、多くの火葬場で厳しく制限されていることもあり、新型コロナウイルス感染症で亡くなった方は、一般的に病院などから火葬場に直接搬送され、火葬が行われることになります。

このように、通常の場合と同じように葬儀を行うことは難しいと言わざるを得ない状況ですが、後日改めて骨葬(お骨を祀って葬儀をすること)やお別れの会を行うことは可能です。

火葬場でのお別れは可能?

ガイドラインでは、非透過性納体袋に収められているご遺体との面会は可能とされていますが、多くの火葬場で遺族の立ち入りを制限しているため、火葬場で最後のお別れをすることも難しい状況です。

また、ご遺族が濃厚接触者であれば、自宅などで待機する必要があり火葬場に出向くことはできません。

なお、火葬場の多くは自治体で運営・管理されているため、火葬場ごとにルールや対応が異なる場合があります。

まとめ

新型コロナウイルス感染症で亡くなった方を火葬するためには、葬儀社に依頼する必要がありますが、受け入れを断られる場合や高額な費用を請求される場合などがあるため注意が必要です。現在ウィズハウスでは、新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の搬送・火葬を無償で執り行っておりますので、詳しくはこちらからお問い合わせください。

新型コロナウイルスでお亡くなりになられた方の火葬式プラン無償化のお知らせ

葬儀社に依頼後は火葬場に搬送し火葬を行い、ご遺族が遺骨を受け取ります。

この感染症で亡くなると、現状では通常の葬儀を行うことが難しく、病院や施設から直接火葬場に搬送して火葬が行われるため、ほとんどの場合遺族との面会や最後のお別れができない状況にあります。ですが、火葬後にお別れの会を開く、骨葬を行うといった形で故人を偲ぶことが可能です。