家族葬の知識
こんにちは、家族葬のウィズハウス スタッフの大崎です。
ウィズハウスではご遺族様の意向に沿ったさまざまな形の葬儀をご案内しています。
だから同じ葬儀は2つとないと言っても良いほど。
今回は家族葬で後悔しないためのポイントや、ウィズハウスで執り行われたさまざま家族葬の事例をお届けします。
家族葬のメリットや注意点、魅力なども合わせてご紹介いたします。
後悔しない家族葬にするには?確認しておきたいポイント
「家族葬」は遺族や親族、ごく親しい友人などのみを招いて行う葬儀の形です。
経済的な理由だけでなく、故人の遺志であったり、ご遺族が小規模な葬儀を望むことも増えてきています。
しかし、近年増加しているとはいえ、家族葬はまだ新しい葬儀の形です。
後悔のない家族葬にするためのポイントをご紹介します。
ポイント①希望に沿った家族葬が行えるよう、葬儀内容を決める
後悔のない家族葬を執り行うためには「希望する形式の葬儀ができること」が重要です。
まずは故人の宗教・宗派を確認し、葬儀形式などを決めましょう。
後から「思っていたものと違った」とならないためにも、葬儀会場の大きさや場所は適当か、どんなサービスがあるのかもしっかりと確認できるといいですね。
いざという時に慌てないよう、事前準備や故人の遺志を確認しておくことが大切です。
ポイント②家族葬に誰を呼ぶか事前に決めておく
家族葬の場合、葬儀に参列する方が限られるため「誰を呼んで、誰を呼ばないのか」を決める必要があります。
ご遺族以外に葬儀に呼ぶ親族、親戚、友人の範囲や参列人数を家族で話し合っておきましょう。
訃報の連絡をする方の名簿や一覧を作っておくと、ご遺族の負担が軽減されるだけでなく、連絡漏れなどのトラブルが避けられます。
注意点としては、ご親族以外の方から「私も葬儀に参加したかったのに」「同じ友人の○○さんは参列したのに私は知らされなかった」と思われてしまう問題が多いことです。
その後のお付き合いにも影響しかねません。
ご親族以外を家族葬に呼ぶ場合は、故人との生前のお付き合いやご友人同士のつながり、今後のお付き合いなどを考慮しましょう。
親族や親しいご友人などには、可能であれば家族葬について事前に説明をして理解を得ておくことをおすすめします。
そして葬儀は遺族や親族だけのものではなく、故人のご友人や会社関係の方などの「私もしっかりと見送りをしたい」というお気持ちにも配慮を忘れてはいけません。
一般会葬者を呼ばずに身内のみで家族葬を行った場合は、後日一般の方をお招きする「お別れの会」を行うなど、ご友人達も故人へお別れをする機会を作るケースも多くあります。
葬儀に来られない人への対応も事前に考えておくと、トラブルになりづらいですよ。
葬儀とは遺された者たちが気持ちに整理をつけ、前を向いて歩きだすための区切りの儀式でもあります。
後悔のない葬儀でしっかりと故人を見送ることができると良いですね。
「家族葬はどこまでの範囲を呼ぶべきか?具体的な考え方とは」もご参考ください。
ポイント③葬儀会社選びも慎重に
後悔のない葬儀を行うためには「葬儀会社選び」も重要です。
故人やご遺族の希望に沿った葬儀ができるか、しっかり確認しておきましょう。
そして家族葬では、金額面での後悔にも要注意。
「予算内だと思ったのに、葬儀に必要なサービスや道具がプランに含まれていなかった!」ということにならないよう、事前にサービス内容や料金を確認し、見積もりを必ず取りましょう。
プラン内容や料金に納得できる葬儀会社を選ぶことが大切です。
家族葬は会葬者が少ないため、香典収入が一般葬と比べると少なくなります。
香典収入で葬儀費用をまかなうのが難しくなることや、葬儀費用以外にかかる「実費費用」についても把握しておくと安心です。
ウィズハウスでは故人とご家族様のご意向に沿った、さまざまな形の家族葬をご案内しております。
少人数、大人数、一日葬、無宗教形式など、理想の葬儀の形をぜひご相談ください。
家族葬の成功体験談、参考になる5つの実例をご紹介
家族葬は「小規模の葬儀」というイメージがあるかもしれませんが、一言で家族葬と言っても、ご家族の数と同じくさまざまなケースがあります。
ご遺族様だけの数人で見送る場合も、親しいご親族やご友人がたくさんいらっしゃり数十人の方々をお招きする場合も、どちらも家族葬です。
私たちウィズハウスでは1件1件、故人様やご遺族様の意向に添った葬儀の形をご案内しております。
ウィズハウスで行われた家族葬のさまざまなケースの事例を、スタッフの視点でご紹介していきます。
【1】広い会場をゆったりと使った少人数の家族葬
会場:ウィズハウス清田2F
葬儀費用:867,574円(寺院費用と飲食費用は別)
100名様規模の大きな会場で家族葬を行いました。
ご参列のご家族は全部で10名。
少人数で広い会場を使われるのは寂しいと感じるものと先入観を持っていましたが、実際に葬儀を終えられた後には、ご遺族様より「広い会場を贅沢にゆったりと使えて本当に満足だった」との言葉をいただきました。
故人様のお好きだった紫色の花で祭壇を飾り、スイーツ付きのブッフェでの通夜振る舞いも好評でした。
【2】笑顔で明るく送る家族葬
式場:ウィズハウス苗穂本町
葬儀費用:896,650円(寺院費用と飲食費用は別)
「明るい雰囲気の中で送ってあげたい」というご家族様のご希望で、明るい黄色の花を中心に祭壇を飾りました。
長年タクシーの運転手を務めた車好きの故人様へ、不格好ですが手作りのハンドルもご用意させていただきました。
ご家族様にも喜んでいただき、明るい表情でのお見送りとなりました。
【3】息子夫婦のお2人による一日葬
式場:ウィズハウス南郷7丁目
葬儀費用:419,000円(寺院費用と飲食費用は別)
会葬者は長男ご夫婦2名、お寺の僧侶には1日だけ来ていただく1日葬という形の葬儀です。
前日の湯灌と納棺後にご夫婦とスタッフとでお別れのセレモニーを行い、しっかりとお別れをいたしました。
出棺の際には故人様が晩年に我慢されていた大好きなお酒や大福、お団子をご用意させていただきました。
故人様との大切な思い出話をたくさん聞かせていただき、大好きなお父様をしっかり見送ることができる葬儀となりました。
【4】無宗教形式での音楽葬
式場:ウィズハウス清田
葬儀費用:965,205円(寺院費用と飲食費用は別)
宗教儀礼を伴わない無宗教形式での音楽葬を行いました。
シンプルな祭壇、ピアノの生演奏や献花、お別れの時間などご家族様のご意向に添った大切な時間とすることができました。
ガラスのホールで広々と味わう通夜振る舞いや、控室のベッドルームなどもお気に召していただけました。
【5】通夜式の締めは生い立ちビデオで
式場:ウィズハウス北12
葬儀費用:949,833円(寺院費用と飲食費用は別)
事前相談の際には「もし亡くなったときは火葬のみでお別れをしたい」とのことでしたが、ご逝去後ご検討された結果、ご家族が信仰されている神教にて二日間の式で行うこととなりました。
通夜後に上映させていただいた「生い立ちビデオ」はとてもご満足していただいたようで、安堵いたしました。
他にもさまざまな形の葬儀をご紹介しています。家族葬をご検討されている方はぜひご覧ください。
家族葬のメリットや魅力について知ろう
家族葬のメリットは、遺族は弔問客の対応やおもてなしに追われることなく、故人との最期の時間を大切に、ゆっくりと過ごすことができるところです。
故人と本当に親しかった方のみで見送る「アットホームな形のお葬式」ができます。
そして、家族葬の流れや儀式に決まりはなく、故人や遺族の意向に寄り添ったお葬式を執り行えることが家族葬の大きな魅力です。
故人の好物を祭壇に供えたりなど、故人との大切なお別れの時間を思い思いに過ごしていただけます。
ウィズハウスでは、「故人の生い立ちムービー」や「思い出のスライドショー」を流したり、焼香は行わずにカーネーションにて献花を行うケースなど、ご希望に沿った内容でお送りすることも可能ですよ。
体験談を参考に、後悔しない家族葬を行いましょう
家族葬は遺族や親族、親しい友人などで故人を見送る葬儀の形です。
家族葬で後悔しないためのポイントは「希望に沿った家族葬が行えるよう、葬儀内容を決める」「家族葬に誰を呼ぶか事前に決めておく」「葬儀にかかる費用の確認」の3つです。
そして、家族葬へ参列していない方々への配慮も必要です。
家族葬を行う場合はその旨を事前に説明し、ご理解をいただきましょう。
家族葬は、参列者は身内が中心のため、弔問客への対応などに追われることなく故人との最期の時間を思い思いの形でゆっくりと過ごすことができるのが大きな魅力です。
今回ご紹介した家族葬の事例や成功体験談を、ぜひ参考にしてみてくださいね。