闘病中の応援歌は『栄光の架橋』でした
2017年2月小樽市 F 家 様

ご家族のご要望
故人様の大好きだった歌をかけてほしい。
黄色い花が大好きで、中でも特にひまわりが大好きだったようで、祭壇に盛り込みたいようでした。
担当プランナーより
『お母さん、お母さん!』 喪主様は呼びます。
そして『あぁ、死んじゃったんだ』 そう仰いました。
最愛の奥様は、2年間病気と闘いましたが 今日というお悲しみの日を迎えてしまいました。
奥様の好きな歌は、ゆず『栄光の架橋』 病気と戦う日々の中、たくさん元気付けられた曲で、いつの日か家族の応援ソングとなっておりました。
栄光の架橋が流れた途端、 『この歌聴くと涙が止まらないよ…!』と、 喪主様は長いお時間、涙を流されておりました。 『俺の席に箱ティッシュを置いておいてくれ。』 とお願いされましたのでしっかりと置かせていただきました。
お遺影写真の背景にはひまわりを使用させていただき、祭壇はブルー、ホワイトの中に黄色が入る爽やかな色合いとなりました。 祭壇には小学2年生のお孫様が作成した鍋が添えられ、自由研究で作ったからとおばあちゃんに見せているとのことでした。
また、供物や供花と共に思い出のお写真をたくさん飾り、いつの日か描いていただいた似顔絵も一緒に飾って差し上げました。
お通夜の日は何度も泣いていたご親族様。 翌日の告別式では晴れ晴れし、喪主様は涙を流さず、しっかりとお別れできているご様子でした。
ピアノの生演奏で栄光の架橋が流れる中、ご出棺致しました。 そして火葬場まで向かうバスにも箱ティッシュは離さずに持っていかれました。
繰り上げ法要も終わり、すべてが終わってからはご家族、ご親族様含め、大変満足のいく2日間だったとお話しくださいました。
ご帰宅前、 『お母さん!』 と、また呼ばれておりましたが、 『あーそうか、死んじゃったんだな』と笑って仰るお顔は、昨日とは一変しておりました。
家族葬の詳細
葬儀費用 | 903,170円 |
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料理・飲料 | 66,500円 |
火葬料金(市外) | |
宗教者お礼 | 240,000円 |
総額費用 | 1,143,170円 |