葬儀の知識
近年、葬儀費用の支払い方法としてクレジットカードが普及しています。旭川市も例外ではありません。クレジットカード払いはさまざまなメリットがある一方、注意しなければならないポイントもあります。
そこで、本記事では葬儀費用をクレジットカードで支払うメリット・デメリット、そのほかの支払い方法について解説します。
旭川市の葬儀代の支払い方法
一昔前は現金払いが主流でしたが、現代ではさまざまな支払い方法が利用できます。葬儀社にもよりますが、旭川市では以下の方法が利用可能です。
- ・現金
- ・クレジットカード
- ・葬儀ローン
それぞれの特徴についてみていきましょう。
現金
葬儀社へ直接現金を支払う方法です。近年は、現金を指定の銀行口座へ振り込む方法も増えています。数十万円〜数百万円する葬儀費用を一括で用意しなければなりませんが、支払いが1回で済むのがメリットです。古い葬儀社では、現金支払いしか扱っていないところもあります。
クレジットカード
近年増えてきている支払い方法が、クレジットカードです。高額な現金を持ち運ぶ必要がないうえに、引き落としは翌月以降ですので、その間に葬儀費用を用意する余裕もあります。
ただし、全ての葬儀社がクレジットカードに対応しているわけではありません。前述のとおり、葬儀社によっては現金しかとり扱っていないところもあります。
旭川市でも現金のみの葬儀社が何軒かあるため、クレジットカード払いを希望しているのであれば、事前に確認しておきましょう。
葬儀ローン
葬儀ローンとは、葬儀費用を分割払いできる金融サービスです。数十万円単位の大金を一度に用意する必要がなく、月々の支払いも少額で済みます。
ただし、金利がつくため、支払い期間に比例して支払い総額が膨らむデメリットがあります。葬儀ローンを組む際には、支払い総額・支払い能力・支払い期間などをしっかりと考慮して利用しましょう。
なお、信販会社の審査によってはローンが利用できない場合もあります。
コープの家族葬ウィズハウスでは、葬儀ローンにも対応しています。「すぐに一括で支払うのが難しい」という方は、一度ご相談ください。
クレジットカードで葬儀費用を支払うメリット
葬儀費用の支払いでクレジットカードを利用するメリットとして、以下の3つがあげられます。
- ・急いで葬儀費用を用意する必要がない
- ・分割払い・リボ払いで無理なく支払える
- ・ポイントが貯まる
それぞれのメリットについてみていきましょう。
急いで葬儀費用を用意する必要がない
クレジットカードの支払い日は、最短翌月以降となっています。カード会社によって支払い日は違うものの、葬儀費用を急いで用意する必要がないのは、クレジットカードの大きなメリットです。
また、大金を持ち運ばなくてもいいという心理的負担の軽減にもつながります。
分割払い・リボ払いで無理なく支払える
クレジットカードでは、分割払い・リボ払いも選択できます。ただし、分割払い・リボ払いは金利が発生するため、支払い総額が見積もりよりも高額になってしまいます。
どちらかの支払い方法を選択する場合は、総支払額・支払い期間を確認し、無理のない範囲で利用しましょう。
また、葬儀社によっては分割払い・リボ払いに対応していないところもあります。
旭川市のコープの家族葬ウィズハウスでは、クレジットカードの利用が可能で、分割払いにも対応しています。ただしリボ払いはご利用いただけません。旭川市以外のウィズハウスでもクレジットカードのご利用は可能ですが、分割払い・リボ払いには対応していませんのでご注意ください。
ポイントが貯まる
ほとんどのクレジットカードは、支払い金額に応じて ポイントやマイルが貯まるシステムになっています。葬儀費用は数十万円〜数百万円するケースがほとんどですので、クレジットカードの大きなポイント還元が期待できます。
クレジットカードで葬儀費用を支払うデメリット
クレジットカードで葬儀費用を支払う際は、以下のデメリットにも留意しておきましょう。
- ・葬儀費用の全額が支払えるわけではない
- ・限度額以上は支払えない
それぞれ解説します。
葬儀費用の全額が支払えるわけではない
クレジットカードが使えるのは、葬儀社が出した請求書に対する支払いのみです。宗教者に支払うお布施や御車代などはクレジットカードで支払えません。基本は現金払いとなります。
限度額以上は支払えない
クレジットカードには利用限度額が設定されています。限度額はカード会社やカードを作った際の基準によってさまざまです。
葬儀費用が限度額を上回った場合、オーバーした分の支払いは現金または銀行振込になるケースがほとんどです。
クレジットカードで葬儀費用を支払おうと考えてる場合は、ご自身の限度額を事前に確認しておきましょう。
旭川市の葬祭給付金を利用して葬儀費用を抑える方法もある
旭川市では、国民健康保険被保険者に3万円の葬祭給付金が支給されます。社会保険被保険者は一律5万円、組合員の場合は各組合によって設定されています。これらの葬儀に関する給付制度を利用すれば、葬儀費用の負担軽減が可能です。
参照:旭川市ホームページ「死亡届・おくやみ」
参照:全国健康保険協会「ご本人・ご家族が亡くなったとき」
葬儀費用の支払いで注意するべきポイント
葬儀費用を支払う際には、以下のポイントに注意しましょう。
- ・故人の口座は逝去を確認した段階で凍結してしまう
- ・保険金などを葬儀費用にあてる場合は支払い期間に注意
相続に関係してくるポイントでもあるため、事前に把握しておくことをおすすめします。
故人の口座は逝去を確認した段階で凍結してしまう
故人の口座は、銀行側が逝去を把握した段階で凍結してしまいます。一度凍結したら相続が完了するまでは引き出せないため、葬儀費用を故人の貯金から支払おうと考えている人は注意が必要です。
完全に引き出せないわけではありませんが、手続きに必要な書類の用意で時間と手間がかかります。
であれば「凍結前に引き出してしまえばよい」と考えるかもしれません。しかし、逝去後から凍結までの間に残高を引き出してしまうと、相続放棄できなくなるといったデメリットがあります。
借金などの負の遺産があった場合に困った事態に発展してしまうため、安易に引き出すのはおすすめしません。相続人同士でトラブルに発展する可能性もあります。
やむを得ず引き出す場合は「ほかの相続人に許可を得ておく」「負の遺産が無いか確認しておく」「弁護士に相談する」などの対策を講じましょう。
保険金などを葬儀費用にあてる場合は支払い期間に注意
遺族のなかには、支払われた保険金から葬儀費用を捻出しようとする方も多く見受けられます。ほとんどの保険商品は申請後すぐに保険金が支払われますが、なかには支払いまで時間がかかるものもあります。
保険金を葬儀費用に当てようと考えているのであれば、支払いまでの期間も確認しておきましょう。
ウィズハウスの積立制度を利用すれば毎月少額から葬儀費用を準備できる
不幸はいつ訪れるか分からないものです。突然大切な方が亡くなってしまった場合、悲しみにくれるまもなく、葬儀の手続きや葬儀費用の準備が必要になります。そのような際に備えて、事前に葬儀費用を積立しておくのも一つの方法です。
コープの家族葬ウィズハウスでは、葬儀費用の積立制度を用意しています。積立額は30万円〜100万円までで、毎月3,000円から1,000円単位で金額を設定可能です。
積立額に応じてコープで利用できるポイントも進呈しているため、コープでお買い物をする方にはお得な積立制度となっています。
また、他社の積立から乗り換える際は、解約手数料もコープの家族葬ウィズハウスが負担※します。互助会と違い、香典返しやお墓の費用にも当てられるのが大きなメリットです。
今から少しずつ葬儀費用を用意したいと考えている方は、以下のページから詳しい内容が確認できます。
「コープの家族葬つみたて制度」で、お得に将来の不安を安心に変えよう。
※解約手数料の負担額には上限があります。負担額について詳しく知りたい方は、上記のページからお問い合わせいただくか、「0120-323-099」までお電話ください。
まとめ
近年は、葬儀費用をクレジットカードで支払える葬儀社が増えつつあります。コープの家族葬ウィズハウスも、クレジットカードに対応している葬儀社の一つです。
クレジットカードを利用すれば大金を持ち運ばなくて済みますし、支払日が最短翌月以降ですので、葬儀費用を用意するまでに余裕が生まれます。
一方、限度額までしか支払いできないなどのデメリットがある点には注意しておきましょう。
コープの家族葬ウィズハウスでは、クレジットカードをはじめ、現金払い・銀行振込・葬儀ローンなどさまざまな支払い方法に対応しています。
その他、ご葬儀に関する不安を解消したい方は、以下のページをのぞいてみてください。
生前に葬儀の相談をしたい方・事前見積もりをしたい方はコチラ