家族葬の知識

投稿日:2021年2月18日

更新日:2024年3月28日

老人ホーム(介護施設)で家族葬はできる?施設で葬儀をするメリットや注意点も

こんにちは、家族葬のウィズハウス スタッフの木村です。

 

家族形態やライフスタイルの変化から、老後の終の棲家として老人ホームを選ぶ方は年々増加しています。

 

老人ホームも色々な種類がありますが、最近では医師が常駐していたり医療機関と提携して対応していたりと、療養や看取りが可能な施設もあります。

そのため、病院ではなく住み慣れた場所で最期の時を過ごしたいという思いから、老人ホームで息を引き取る方が増えてきています。

 

今回は親族が老人ホームで亡くなった場合の葬儀や家族葬についてのお話です。

 

「老人ホームで亡くなったら、そのまま老人ホームで葬儀をする人もいるの?」

「老人ホームで葬儀をするとなにがいいの?」

「老人ホームで家族葬をする場合の注意点はどんなものがある?」

そのような疑問を解消します。

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家族葬とは?老人ホームで葬儀や家族葬はできる?

ここでは、家族葬とは何か、老人ホームで葬儀・家族葬ができるのかどうか、施設内で葬儀をする場合の流れなどについて見ていきましょう。

 

家族葬とは

家族葬は、参列者が近親者のみと限定されるお葬式です。

老人ホームで過ごしてきた故人の葬儀の際も、参列者に気を回すこともなく親しい親族のみで故人を想い、ゆっくり見送ることができます。

 

また、小規模の葬儀で家族の心身への負担も少なく、費用も抑えられる傾向にあります。

最近では、故人本人が「亡くなった後の葬儀にあまり費用をかけてほしくない」という希望をされることも多いです。

 

故人や家族の気持ちにより寄った葬儀で、最期のお見送りをしたいものですね。

 

老人ホームでの葬儀や家族葬は可能?

故人が入居していた老人ホームに親族が出向き、葬儀や家族葬を行うことは可能です。

 

葬儀を老人ホームで行う方には、こんな理由があります。

・長年老人ホームに入居されていた方は周囲とのお付き合いも薄くなり、参列者が少ない可能性が高い

・故人が高齢者の場合は、友人知人もご高齢の方が多く、葬儀への参列が大変な場合も多い

・本人から住み慣れた老人ホームで葬儀や家族葬をしてもらいたいという希望があった

 

ただし、すべての老人ホームで葬儀ができるわけではありません。

そもそも老人ホームでの葬儀が可能かどうかについても施設ごとの判断となり、葬儀が行えない施設もありますので、事前の確認が必要です。

 

老人ホームでの葬儀の流れ

高齢者の方が亡くなられたら、老人ホームの嘱託医師や医療機関の医師に死亡確認をしてもらい、「死亡診断書」を発行してもらいます。

診断が終わったらご遺体を納棺し、葬儀会社に連絡して打ち合わせ後、通夜式と告別式を行います。

その後、火葬と納骨を行う流れになります。

 

ウィズハウスでも老人ホームなどウィズハウスを使用しない葬儀も承っておりますが、地域にウィズハウスが無い場合、老人ホームで紹介してくれる場合もありますので相談してみましょう。

 

老人ホームなどの施設でなくなった後の手続きの流れなどは「施設で亡くなった場合はどうなる?葬儀までの流れや注意点」で詳しく解説していますので、あわせてご参考ください。

 

 

老人ホームで葬儀・家族葬をするメリット

老人ホームで葬儀や家族葬を行うと、どのようなメリットがあるのでしょうか?

 

まず、一緒に老人ホームで生活していた入所者さんたちとお別れができることがメリットです。

入所者さんたちは思うように身体が動く方ばかりではありません。

その点、葬儀会場に向かうのが難しい方でも、老人ホーム内の葬儀なら参列しやすくなります。

 

入所者さんだけでなく、お世話になった職員さんが参列しやすいというメリットもあります。

 

また、親族や老人ホームの方以外で参列する方が少ない場合は、一般葬よりも老人ホームで家族葬を行った方が、費用も遺族の負担も少なくて済みます。

 

家族葬は従来の形式にこだわらず、アットホームな葬儀ができることもメリットです。

故人の希望に沿った形でお別れができるでしょう。

 

 

老人ホームで葬儀・家族葬をする際の注意点

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老人ホームで葬儀や家族葬を行うメリットはある反面、老人ホームでの葬儀は「縁起が悪い」「配慮に欠ける」という意見もあります。

 

同じような年齢の方がたくさん入居されている老人ホームでは、身体が弱って精神的に敏感になっている方もいらっしゃいます。

お経を唱える声や鳴り物の音、焼香の香りなどが施設内に漂うと、気になってしまう入所者さんもいるでしょう。

他の入居者さんがショックを受けないように配慮をする必要があります。

 

また、葬儀社との打ち合わせではしっかりと内容を確認しましょう。

葬儀会場やお坊さんを呼ぶか呼ばないかなどについて、遺族の要望をきちんと聞いてくれる会社にお願いしたいものです。

見積もりの料金に納得ができるかなど、任せられる会社かどうか判断してから依頼することが大切です。

 

 

老人ホームでも葬儀が可能な場合もある。周囲にも配慮した家族葬を

老人ホームや自宅で息を引き取る方は年々増えています。

最後の時間を一緒に過ごした老人ホームの入所者さんや職員の方々とお別れができるよう、老人ホームで葬儀や家族葬をするケースもあります。

老人ホームでの葬儀ができるかどうかは施設によるので確認が必要です。

 

老人ホームでの葬儀は、施設の入居者さんやお世話になった職員の方とも最期のお別れができるというようなメリットがあります。

ただし、葬儀の際は、他の入所者の方にショックを与えないよう配慮して行う必要があります。

 

また、信頼できる葬儀社かどうかしっかりと見極めて依頼することも大切です。

 

ウィズハウスは24時間365日対応が可能。

ウィズハウスが選ばれる30の理由もぜひご参考ください。

 

 

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この記事を書いた人

木村 聡宏

葬祭ディレクター1級

葬祭業歴18年。事前相談からセレモニーまで、最後のお別れのお手伝いをさせて頂いております。

葬祭業歴18年。事前相談からセレモニーまで、最後のお別れのお手伝いをさせて頂いております。

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