家族葬の知識
こんにちは、家族葬のウィズハウス スタッフの吉川です。
家族や親しい親族のみで故人を見送る「家族葬」。
一般葬とは違う部分もあるため、知識がないと思わぬトラブルにつながることもあります。
今回は、その中でも親族・親戚との関係で起こりうるトラブルについて、その具体例や対策をご紹介します。
家族葬で一番多い、親族・親戚関係とのトラブル!その原因は?
家族や親族など、故人と関係が深かった方のみで執り行う家族葬。
親戚一同、一般の方にも声をかける一般葬とは大きく違います。
家族葬や葬儀についてトラブルになる理由には、「お互いの想いの強さ」と「個人の価値観の違い」があります。
一口にお葬式と言っても、人それぞれ価値観は違います。
「家族の時間を大事に、家族のみで最後のお別れをしたい」と思う人もいれば、「葬儀と言えば昔ながらの一般葬」をイメージする人、「たくさんの人に参列してもらい、盛大に見送られるのが幸せだ」という価値観を持つ人もいます。
どちらが良い・悪いという訳ではなく、お互いに故人のことを思い、故人にとって良い葬儀を行いたいという思いがぶつかってしまうことが、トラブルの原因になるのです。
家族葬で親族・親戚とトラブルになった場合、家族葬を受け入れてもらえず、葬儀をやり直すはめになったり、葬儀後に親族・親戚と疎遠になってしまったりすることもあります。
家族葬のトラブルは大きく3つ!親戚トラブルを防止する方法も解説
家族葬のトラブルとは、具体的にどんなものがあるのでしょうか。
トラブルを防止する方法とともに詳しく解説します。
家族葬に呼ぶ範囲で起こるトラブル
家族葬の場合、家族や親族など近しい人だけで葬儀を行うため、参列者を選ぶ必要があります。
「どうして〇〇さんは呼ばれたのに私は呼んでくれなかったのか」
「〇〇さんを呼ばないなんてとんでもない!」
このようなことを親族や親戚などから言われてしまいトラブルになることも。
トラブルを防止する対策
トラブルを防止するためには、親族・親戚などに家族葬についての説明や相談を事前にしっかり行いましょう。
また事前に家族・親族で話し合い、訃報の連絡をする人や葬儀への参列人数を把握するための「連絡先リスト」を作成することもおすすめです。
こちらで家族葬へ呼ぶ範囲について詳しく説明していますので、ご参考くださいね。
「家族葬の葬儀形式」についてのトラブル
家族葬については、葬儀の形式や内容に決まった定義があるわけではありません。
そのため、家族葬の中でも家族のみで葬儀を行う場合では、葬儀形式も自由にすることも多く、宗教者を呼ばずに無宗教形式でこぢんまりと済ます場合もあります。
そのような場合、本家から「菩提寺の僧侶を呼ばないなんて非常識だ」と言われてしまいトラブルになる可能性もありそうです。
トラブルを防止する対策
葬儀形式についても事前に説明しておくと、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
故人の希望である旨を伝えるなどして理解を得ておくことが重要となります。
また菩提寺がある家庭の場合は、葬儀前に必ず家族葬を行うことを伝えましょう。
菩提寺の僧侶に戒名をつけてもらわないと埋葬ができないこともあるため、僧侶を招かない葬儀の場合、トラブルにつながる可能性があるからです。
「再度葬儀を行わなければならなくなった!」とならないように、事前に連絡・相談しておくことをおすすめします。
気を付けたい金銭的なトラブル
家族葬を行う際、金銭的なトラブルについても知っておきましょう。
家族葬では比較的小規模な葬儀が多く、葬儀会社で出しているプランもシンプルなものが多いです。
そのため、葬儀に必要な道具やサービスがプランに含まれておらず、有料オプションだった!という見落としもありがちです。
この場合、葬儀直前や当日になって追加のサービスを付けることになり、葬儀費用が当初の見積もりより高額になってしまうことも。
そして家族葬とはいえ、参加人数が多ければ一般葬とそう変わらない費用が発生する場合もあることを知っておきましょう。
ちなみに家族葬の葬儀費用の相場は、概ね40~150万円程度です。
※地域や葬儀会社、会場の大きさなどによって異なります。
トラブルを防止する対策
家族葬プランは様々なパターンのものがありますので、申し込みをする前にはプランの内容や見積もりをしっかり確認しましょう。
葬儀会社の事前相談を利用することもおすすめですよ。
ウィズハウスでは、打ち合わせの後に宗教家も含めた総額の見積もりをご提案いたします。
ご遺族様が納得されてから進めますのでご安心ください。
【豆知識】香典収入について
家族葬では会葬が少ない場合が多く、香典収入も同時に減るため、葬儀費用を賄うというのが難しくなります。
香典収入が少なければ、結果的に持ち出し(自己負担金額)が高額になってしまうという可能性もあるのでご注意ください。
家族葬では故人の交友関係者やご近所とのトラブルにも注意しましょう
家族葬では、故人の友人・知人関係やご近所の方などは、基本的に参列をお断りすることになります。
「同じ友人の○○さんは参列したのに私は知らされなかった!」「私も葬儀に参加したかったのに…」と言われ、トラブルになってしまったり、疎遠になってしまうなど、今後のお付き合いにも影響してしまうかもしれません。
また葬儀に参加できなかった方たちが、後日自宅に弔問に訪れることもあります。
弔問などの対応期間が長く続いたり、予想を超える人数が訪れるようであれば遺族の疲労が積み重なるだけでなく、なかなか外出の予定も立てられない!なんてことにもなりかねません。
故人が有名人や会社の経営者であったり、生前のお付き合いが広く自宅への弔問者が多数になってしまいそうな場合は、家族葬の後に「お別れの会」や「偲ぶ会」を開くこともおすすめです。
葬儀は送る側にとっても気持ちに区切りをつける大切なセレモニー。
友人の方々にとっても、大切な人をしっかり見送りたいという気持ちは同じです。
そういった方への配慮を忘れないようにすることも葬儀の大切なマナーです。
家族葬のトラブルを未然に防ぎ、お互い気持ちよく故人を見送りましょう
家族や親しい親族のみで故人を見送る家族葬は、「お互いの想いの強さ」や「価値観の違い」から人間関係の思わぬトラブルが起こることも。
家族葬で起こるトラブルには「家族葬に呼ぶ範囲で起こるトラブル」「葬儀形式についてのトラブル」「金銭的なトラブル」の大きく3つがあります。
親戚・親戚、故人と特に親しい方などには、家族葬を行うことや葬儀形式について事前に説明・相談をし、理解を得ておくことが重要です。
参加人数や葬儀のプラン内容などについても、しっかり確認することで金銭トラブルを未然に防ぎましょう。
そして、最期のお別れをしたいというご友人への配慮も忘れず、お互い気持ちよく故人を見送ることができたらいいですね。