
葬儀の知識


こんにちは。家族葬のウィズハウス スタッフの二唐です。
現代は亡くなる方のおよそ7割が、その死を病院で迎えます(※)。
遺族は家族を亡くした悲しみのなかでも、すぐに葬儀の準備や手配をしなくてはいけません。
今回は病院で亡くなった後の流れのほか、死後の手配や手続きの注意点なども合わせてお伝えします。
※厚生労働省 R5.5.18「令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第3回)」資料参考

現代は病院で亡くなる方がほとんどです。病院でご家族が亡くなった場合の流れをご紹介します。
医師が心停止や呼吸停止、脳機能の停止などを確認して死亡を確定し、死亡宣告をします。
遺族や親族が故人の唇を濡らす「末期の水(まつごのみず)」という儀式を行います(※病院や宗派によっては行わない場合もあります)。
末期の水には、亡くなった方があの世への道のりで飢えや渇きに悩まされることなく、穏やかに旅立てるようにという祈りと願いが込められています。
| 準備するもの | ・水を入れた茶碗 ・脱脂綿や筆 |
|---|---|
| 順番 | ・関係性・血縁の近い順に行う(配偶者→子→孫→兄弟姉妹) ・喪主から行う場合もある |
| やり方 | ・脱脂綿や筆先を水に浸す ・軽く絞り、故人の唇をそっと湿らせる ・一言声をかけながら行うことが多い |
看護師が故人の体に清拭やつめものなどの処置を施し、傷跡や闘病の跡を目立たないようにカバーしてくれます。
エンゼルケアは、ご遺体に適切な処置を施すことで故人の尊厳を守るためのケアで、病院の看護師や介護職員が逝去後間もなく対応します。
これらはご遺体の腐敗進行を遅らせ、感染予防を目的としているほか、家族が故人との別れを受け入れ、心の整理をつける(グリーフケア)目的もあります。
故人が亡くなったあとに遺族がすぐにしなければならないのは、ご遺体の搬送先を決め、葬儀会社へ搬送を依頼することです。
病院へご遺体を長く安置することはできないので、できるだけ早く搬送することを求められます。
葬儀会社が決まっていない場合は病院から紹介を受けることも可能です。
自宅安置の場合は、搬送後に葬儀をお願いする葬儀会社を改めて選ぶこともできますが、搬送料が別途かかりますので注意しましょう。
自宅安置ができない場合は、その後の葬儀も依頼して葬儀会社の安置場所へ遺体を安置することができます。
私たちコープの家族葬ウィズハウスでは搬送のみの利用も可能です。
24時間365日いつでも対応いたしますので、まずはご相談ください。
葬儀社選びは以下のポイントを押さえることが大切です。
いざというときに慌てず選ぶことができるように、事前検討をしておくとよいでしょう。
| 会場設備・立地 | 収容人数・駐車スペース・交通アクセス・バリアフリー対応・宿泊設備の有無等の確認 |
|---|---|
| 費用の透明性 | 葬儀内容の内訳と各費用が細かく記載されているか、追加費用は発生するか、決定前に総額の見積もりを取る |
| スタッフの対応 | 契約を急かすことなく、丁寧な対応をしてくれるか |
| 口コミ・内見の活用 | 利用者の評判を確認する、事前検討時に現地内見をしておく |
▶関連記事:葬儀会場の種類や選び方を解説【失敗しないためのポイントも紹介】
葬儀会社への連絡と並行して、親族へ訃報を伝えます。
葬儀の日程や場所が決まっていない段階でも、葬儀に供える時間が必要なためできるだけ早く連絡するようにしましょう。
高齢の方や遠方で参列が難しい親族に関しては、訃報を伝えたうえで葬儀参列の可否も先に相談しておきます。
ただし、葬儀に参列できる・できないにかかわらず、親族へは訃報のお知らせをしたいものです。
ご遺体の搬送前には医師から死亡診断書を受け取りましょう。
死亡診断書は、役所に死亡届を提出し、火葬許可証を受け取るために必要な大事な書類です。
また、保険金請求時にも必要なので、2通以上作成してもらうことをおすすめします。
入院費の清算は、退院時に行う場合と後日行う場合があり、病院によって異なります。故人の荷物は当日に引き取ります。レンタルの病衣は返却するため、エンゼルケアの際に浴衣等に着替えるのが一般的です。

病院からご遺体を搬送した後は、葬儀の準備を進めます。
いつまでに葬儀を行うかという決まりはありませんが、一般的には亡くなった翌日に通夜、その次の日に告別式、火葬となります。
時間がない中、ものすごいスピードで準備を進めることになるでしょう。
ここからは、葬儀当日までの準備の流れを解説します。
自宅安置では、ご遺体の頭が北を向く「北枕」になるように布団を敷いてご遺体を安置し、ドライアイスや保冷剤を置いて遺体が傷むのを防ぎます(家の間取りや仏壇の位置によって方角が変わることもあります)。
仏教の場合は故人の枕元に白木の台、香炉、線香、ろうそく、花などを供えて枕飾りを整えます。
枕飾りは通夜が始まるまでの間、弔問に来た方が手を合わせたり、故人の魂を供養したりするための場所です。
遺族や親族の都合を確認しながら、葬儀会社と葬儀プランや日程について打ち合わせを行います。
葬儀プラン決定の際は、「参列者数」とオプション等の「追加費用」の確認が大切です。
葬儀プランに含まれるものと含まれないものをしっかり確認のうえ、総額の見積もりを取りましょう。
菩提寺へ連絡をし、まずは故人へ枕経をあげてもらいます。
葬儀会社と相談した葬儀日程を伝え、菩提寺から了承を得て葬儀日程の決定となります。
お付き合いのあるお寺がない場合、葬儀社に頼んで紹介してもらうことも可能です。コープの家族葬ウィズハウスでは、ご希望の宗派の寺院を明瞭価格でご紹介します。
葬儀会場と日程が決まり次第、親戚や故人の友人知人、ご近所、会社関係者へ連絡をしましょう。
遺族と親族を中心に行う家族葬としたい場合は、一般の方など参列を辞退してほしい方への連絡は控えましょう。
葬儀の案内をされると「行ってよいの?遠慮した方がよいの?」と混乱してしまいます。葬儀終了後に、葬儀が無事に終わった連絡を入れることをおすすめします。
なお、北海道では訃報の連絡として、新聞のお悔やみ欄や死亡広告の掲載をすることもあります。
葬儀の前には、故人の身体を清める湯灌の儀、棺に納める納棺の儀を行います。
葬儀社のスタッフや専門の担当者が中心となって行いますが、近年では遺族が参加されることも多いです。
故人の旅支度をすると同時に、遺族の心の整理をつける儀式でもあります。
▶関連記事:葬式で行う湯灌(ゆかん)とはどんな儀式?意味や由来をご紹介
夜中に病院で家族が亡くなった場合、どう動けばよいか戸惑う方も多いでしょう。
以下に深夜の葬儀社への連絡についてのほか、日中の搬送との違いや注意点をまとめました。
葬儀社は24時間365日対応しているため、深夜・早朝を問わずいつでも連絡可能です。時間を気にせず葬儀社に電話しましょう。
電話前に「故人の氏名・搬送元(病院名・住所)・希望の搬送先」を手元にメモしておくとスムーズに伝えられます。
葬儀社によっては、夜間・早朝(22時〜翌6時頃)の搬送に割増料金が設定されていることがあります。
また、自宅へ搬送する場合は、車両や人の出入りの際に大きな音を立てないよう、近隣への配慮を心がけましょう。
死亡後の行政手続きは、期限が定められているものが多く、葬儀の慌ただしい中でも対応が必要です。優先度の高い順に対応しましょう。
| 手続き | 期限 | 提出先 |
|---|---|---|
| 死亡届の提出/火葬許可証の受け取り | 死亡を知った日から7日以内 | 市区町村役場 |
| 年金受給停止 | 国民年金:14日以内/厚生年金:10日以内 | 年金事務所または市区町村 |
| 世帯主変更届 | 死亡後14日以内 | 市区町村役場 |
| 健康保険・介護保険 資格喪失届 | 死亡後14日以内 | 市区町村役場 |
長期入院や手術などにより、1ヶ月の保険適用となる医療費が自己負担限度額を超えた場合に、高額療養費制度を利用できます。後日、高額医療費還付請求を行いましょう(※上限金額は加入している保険組合によって異なります)。
申請期限は2年間ですので、忘れないようにしてください。手続きは、加入している健康保険組合や市区町村の窓口に申請書を提出することで行えます。
死後の手続きのなかでも、急いで行いたいことの一つが故人の預貯金のチェックです。
死亡後は故人の口座が凍結され、預貯金を引き出せなくなることがあります。医療費や葬儀代を故人の預貯金で支払う予定であれば、凍結前に必要額を引き出しておきましょう。
ただし、注意したい点として、死亡後の預貯金は相続人全員の共有財産となります。相続トラブルを防ぐためにも、相続人全員の同意を得たうえで預貯金を引き出し、使途や金額をしっかり記録しておくようにしましょう。
故人の預貯金口座が凍結された後に払い戻しを受けるためには、相続人における遺産分割協議を経なければなりません。
ただし、協議が完了する前でも「相続預金の仮払い制度」を活用することで、一定額を引き出すことが可能です。
手続きには、戸籍謄本(被相続人・相続人全員分)や相続人の印鑑証明書などが必要となります。詳細は各金融機関の窓口にご確認ください。
なお、この制度を利用すると相続放棄ができなくなる可能性があるため、十分な注意と検討が必要です。
参考:ご存知ですか?遺産分割前の相続預金の払戻し制度|一般社団法人 全国銀行協会
遺産相続手続きは、対応する内容により複数の期限があります。
特に、死亡日(または知った日)から、相続放棄(3ヶ月以内)、準確定申告(4ヶ月以内)、相続税の申告・納付(10ヶ月以内)は重要です。
その他、不動産の相続登記も3年以内に行う必要があります。
財産や相続人が多いという場合は、弁護士など法律の専門家に相談することをおすすめします。
コープの家族葬ウィズハウスでは、葬儀後の無料サポートチームがありますので、詳細はご相談ください。
死後の手続きには期限が定められているものが多くありますが、葬儀の慌ただしい時期と重なるため見落としがちです。
何をいつまでに行うべきかをあらかじめ整理し、優先順位をつけて対応することが大切です。
医師による死亡確認とご遺体への処置が施された後、遺体搬送のために葬儀社へ連絡します。
病院にはご遺体を長時間安置することはできません。スムーズな搬送につなげるためにも、葬儀社を事前に決めておくと安心でしょう。
搬入経路が確保できれば可能です。通路や階段の広さ、エレベーターの種類などを葬儀社に報告し、搬入できるかどうか確認しましょう。
マンションの場合は、トラブル防止のために管理会社(大家)にも連絡を入れましょう。
法律上、自家用車での搬送は可能ですが、無償での搬送が絶対条件となります。しかし、自家用車は搬送時の遺体損傷や衛生面のリスクが大きいため、設備が整った葬儀社の専用車両を利用するのが一般的です。
また、タクシーでの搬送は法律違反となります。
病院から紹介された葬儀社を利用しなくても問題はありません。「家族で検討したい」「利用する葬儀社を決めている」旨を伝えて断りましょう。
病院で家族が亡くなった後は、悲しみが癒えないうちから速やかに対応しなければならないことが多くあります。
まずはご遺体の搬送先を決め、葬儀社へ連絡することが最初の一歩です。
葬儀後も、死亡届の提出や年金受給停止、高額療養費の還付申請、故人の口座対応など、期限が定められた手続きが多く続きます。何をいつまでに行うべきかをあらかじめ整理し、優先順位をつけて対応することが大切です。
いざというときに慌てないためにも、葬儀社の事前検討や手続きの流れを把握しておくとよいでしょう。
コープの家族葬ウィズハウスでは、葬儀や搬送のご相談・ご依頼を、24時間365日いつでも受付していますので、安心してご連絡ください。搬送のみの対応も可能で、最短30分でお迎えにうかがいます。
なお、事前のご相談や斎場の見学も受け付けております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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