家族葬の知識スタッフのつぶやき

投稿日:2020年11月12日

更新日:2022年7月20日

家族葬の費用を安く抑える方法は?相場や支払い方法なども解説

こんにちは。家族葬のウィズハウス スタッフの二唐です。

 

葬儀費用は高額なうえ急にまとまったお金が必要となるので、遺族の経済的負担が大きいもの。

それは家族葬でも同じです。

経済的負担を少しでも軽くするべく、今回は家族葬の費用を安く抑える方法について解説します。

 

家族葬の費用の相場や内訳を理解して、費用を安く抑える方法を知りましょう。

ウィズハウスの葬儀会場

 

 

家族葬の費用を安く抑えるために、まずは相場を詳しく理解

家族葬とは、遺族や親族、故人とごく親しい友人など、限られた方のみをお呼びして執り行う葬儀の形です。

呼ばれていなくても自ら参列する一般葬とは少し異なりますね。

「故人と縁が深かった人のみでゆっくりお別れをしたい」と、近年増えている形式でもあります。

 

家族葬では葬儀への参列者が限られるので、一般葬よりも葬儀規模が小さくなるケースが多いです。

それにともない会場がコンパクトになることもあり、一般葬よりも葬儀費用が安いことも多いです。

 

ただし、家族葬だからといって必ずしも小規模になるとは限らず、参列人数や葬儀内容によっては一般葬と変わらない費用がかかる場合もあります。

 

鎌倉新書が2020年行った【第4回お葬式に関する全国調査】速報値では、家族葬の費用総額や内訳について、下記のように発表をしています。

 

葬儀全体にかかる費用:平均約137万円

【内訳】

■葬儀社に支払う費用:平均約96万円
・遺体の運搬
・斎場使用、装飾
・枕飾り、仏衣
・祭壇
・棺
・位牌、遺影
・司会運営スタッフ
・火葬料
など

■おもてなしの飲食費用:平均約21万円
・通夜振る舞いや精進落としの食事

■返礼品費用:平均約20万円
・返礼品
・香典返し
など

 

僧侶へ読経や戒名を依頼した場合には、このほかにお布施やお車代、御膳料などの寺院へお渡しする費用がかかります。

 

 

家族葬を安く行うポイントや支払い方法をご紹介

家族葬の費用を安く抑えるための大きなポイントは、葬儀の規模です。

葬儀にお呼びする人数が少なく小さな会場で済めば、斎場会場費が抑えられる可能性があります。

人数が少ない分、飲食費用や返礼品費用などおもてなしにかける費用を抑えることができるでしょう。

 

また、家族葬では、宗教儀礼にこだわらない無宗教葬とするケースも見られます。

無宗教葬の形式にすれば、僧侶を呼ばないため寺院費用もかかりません。

 

葬儀会社によっては、生前から葬儀の事前予約や会員登録をすることによって葬儀費用が割引になる場合もあります。

お元気なうちに葬儀についてしっかり情報収集・検討をして決められるので、結果的に内容や費用の満足度も高くなるでしょう。

 

葬儀費用の支払い方法は?

葬儀費用の支払い方法は主に下記の方法があります。

 

現金支払い

葬儀会社にて葬儀終了時に現金で支払う、または後日振り込みにて支払います。

葬儀終了後、一定期間のうちに一括で支払わなくてはいけません。

また、寺院などへのお布施やお礼は当日現金で支払います。

 

クレジットカード

クレジット決済に対応している葬儀会社も増えています。

カード代金は分割で支払うこともできるので、まとまった現金をすぐに用意しなくても良い点がメリットです。

葬儀費用は高額なため、クレジットカードのポイントがたくさん付与されてお得なケースもあるでしょう。

ただし、クレジットカードの限度額を事前に確認することをおすすめします。

 

葬儀ローン

信販会社の中には、葬儀費用の支払いに利用できる葬儀ローンを用意している会社もあります。

こちらも分割での返済なので、まとまった現金をすぐに用意しなくて良いことがメリット。

ただし与信調査などがあり、年収や過去の信用履歴によっては利用できない場合もあります。

 

 

家族葬よりも費用を安く抑えられる葬儀もある?

葬儀会場

小規模であれば費用を抑えられる可能性もある家族葬。

家族葬のほかにも、葬儀費用を安く抑えられる形式の葬儀をご紹介します。

葬儀の内容がシンプルになればなるほど、費用を抑えることができるでしょう。

 

一日葬

通夜式を省略して告別式と火葬のみを行い、1日で終了する葬儀です。

通夜がないため、通夜振る舞いの費用がかからない場合もありますが、親族や宿泊者が多い場合は通常通り通夜振舞いを行う場合もあります。

 

亡くなってから24時間以内は火葬ができないため、亡くなった当日に一日葬を行うことはできません。

 

告別式の前夜には通夜式は行いませんが、ご遺体を安置して家族や親族とゆっくり過ごす時間となります。

祭壇や棺なども一般葬や家族葬と同様に準備が必要です。

 

ウィズハウスの1日葬プランは事前予約価格35万円(税抜)からご用意しています。

 

直葬・火葬式

斎場での宗教儀礼や見送りの儀式を省き、安置から直接出棺、火葬をする葬儀形式です。

葬儀の中では一番シンプルな流れで葬儀式場や祭壇も使用しないため、費用も一番安いです。

火葬式とも呼ばれます。

火葬場にて僧侶の読経をいただくなど、ささやかなお見送りの儀式を行うこともあります。

 

ウィズハウスの火葬式葬プランは事前予約価格17万円(税抜)、安置直葬プランは事前予約価格9万円(税抜、札幌市内限定)にてご用意しています。

 

自宅葬

葬儀場ではなく、自宅で行う葬儀の形です。

故人が慣れ親しんだ自宅で、最後のお別れをすることができます。

葬儀場は使用しないので会場使用料はかかりませんが、祭壇や装飾などは必要です。

注意点としては、自宅から柩の出し入れには想定以上にスペースが必要とされるため事前の確認が必要です。

ご心配な方は、ウィズハウスへご相談ください。

 

ウィズハウスの自宅葬プランは事前予約価格28万円(税抜)からご用意しています。

 

※「葬儀を行うお金がない場合の対処法。葬儀費用を抑える方法もご紹介」では、葬儀費用を抑える方法だけでなく公的医療保険の給付金制度や福祉葬についても解説しています。

 

 

まとめ

●鎌倉新書が行った【第4回お葬式に関する全国調査】速報値によると、家族葬の費用平均は約137万円。

身内や親しい友人のみをお呼びして執り行う家族葬では、一般葬よりも葬儀規模が小さくなる傾向があり、それにともなって葬儀費用も安くなるケースがあります。

ただし、家族葬だからといって必ずしも葬儀規模が小さくなるとは限らず、参列人数や葬儀内容によっては一般葬と変わらない費用がかかる場合もあります。

 

●家族葬の費用を抑えるポイントはお呼びする人数です。

参列人数が少なければ小さな会場で会場費が抑えられる、飲食費用や返礼品費用が抑えられる可能性があります。

また、宗教儀礼にこだわらない無宗教形式の葬儀にすれば、寺院費用も不要です。

 

●葬儀規模が小さく、内容がシンプルになればなるほど葬儀費用を抑えられる可能性があります。

通夜式を省略する1日葬、宗教儀礼を省き火葬のみでお別れする直送・火葬式、自宅で行う自宅葬などは、家族葬よりもさらに費用を抑えることができるでしょう。

 

 

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この記事を書いた人

二唐 渚

故人様とご家族の最期の時間を大切にいたします。

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