スタッフのつぶやき
施行課の北村です。
本日は、「湯灌」そして「納棺」のお話に少し触れてみたいと思います。
やはり、数年前に流行した映画「おくりびと」のイメージが強い方も多いと思います。
専門の湯灌師(または納棺師)が、お体を清め
仏式でしたら仏衣を召させていただき
そして、女性の方でしたらお化粧やヘアセットを行います。
(男性の方でも、生前のご様子になるべく近づくよう施します)
身支度が済んだらご納棺に移るのですが
お棺の中へお休みになられたあと、長年愛用されていた品や写真、硬貨などを
思い思い入れていただきます。
自治体ごとに決まりごとがあり、安全のためお入れいただけないものもございますが
その場で専門の湯灌師が判断いたします。
最近は、お酒が好きだった方なら、よく飲まれていたお酒、
甘いものがお好きだった方なら、饅頭や大福等の和菓子を入れていただいたりもします。
お浄土の世界へ渡られる際の心強いお供になるのではないでしょうか。