葬儀の知識
家族葬は、身内のみで執り行え、低い予算で故人様を手厚くお見送りできるため、近年人気が高いご葬儀の形式です。旭川市内においても、家族葬を検討している方は多いのではないでしょうか。しかし、ご葬儀を執り行ううえで、気になるのはご葬儀にかかる費用です。
そこで、本記事では旭川市における家族葬の費用相場やその内訳、費用を安く抑える方法について解説します。家族葬を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
家族葬とは
家族葬とは、家族や親族など親しい身内のみで行う少人数のご葬儀です。社会的な付き合いを考慮したり、多くの参列者に気を遣ったりせず、身内だけでゆっくりとお別れができます。宗教的な儀礼を重んじながらも、故人様との時間を大切にできる形式です。
とはいえ、家族葬に明確な定義はありません。参列者が数十名を越えるものもあれば、数名のみで執り行う場合もあります。
また、ご葬儀の規模によりますが、ほとんどの場合は一般葬よりも費用が抑えられるという点もメリットです。
北海道旭川市における家族葬の費用相場
北海道旭川市における家族葬(2日葬のみ/1日葬・火葬式を除く)の費用相場は120万円前後※です。この他にお布施や飲食代がかかりますが、これらは参列者の人数や宗教・宗派によって大きく幅がみられます。
※2023年6月自社調べ
家族葬の葬儀費用の内訳
家族葬の費用は、大きく分けて以下の3つに分類されます。
- ・ご葬儀にかかる費用
- ・飲食代・返礼品
- ・宗教者へのお礼(お布施など)
ご葬儀にかかる費用とは、式場の使用料・枕飾り・仏衣・位牌・遺影・葬儀スタッフの人件費などです。
飲食代は通夜振る舞いなどの費用で、返礼品は参列者にお渡しする香典返しや引き物、宗教者へのお礼は、お布施・御車料・御膳料が含まれます。
家族葬の費用が高くなる要因と費用を抑えるコツ
ご葬儀を執り行うにあたって「思ったよりも費用が高くなってしまった」というケースは多々見られます。想定よりも費用が高くなる要因が、以下の4点です。
- ・ご遺体の搬送距離が長い
- ・ご遺体を安置する日数が長い
- ・プランの基本料金が高い
- ・棺・骨壷・祭壇などをグレードアップした
それぞれの内容と、各費用を抑えるコツを解説します。
ご遺体の搬送距離が長い
ご遺体の搬送料金は、タクシーのように移動距離に応じて料金が上がっていく仕組みです。そのため、長距離になると搬送費も高くなります。
搬送費用は葬儀社を出発してからの距離で計算されるため、ご遺体のある場所から近い葬儀社に依頼すれば、費用が抑えられます。とはいえ、搬送費用を抑えるために葬儀社を探すのは非常に困難です。
ご遺体の搬送料金について詳しく知りたい方はコチラ
ご遺体を安置する日数が長い
式場が予約で埋まっており、すぐにご葬儀を執り行えない場合、ご遺体を安置する部屋代やドライアイス代などの追加費用が必要です。
式場が空いており、逝去してからスムーズに通夜・ご葬儀が執り行えれば最低限の費用ですみます。しかし、不幸はいつ訪れるか分からないため、安置にかかる費用を抑えるのは難しいです。
旭川市内にはコープの家族葬ウィズハウスの式場が3箇所ございます。仮にご希望の式場が埋まっている場合も、旭川市内の他の式場をご利用いただくことが可能ですので、安置日数の延長によって追加費用が必要となるリスクを低減させることができます。
プランの基本料金が高い
ご葬儀の料金は、ほとんどの場合「基本料金+オプション料金」のようにパッケージ化されています。各葬儀社で基本料金は異なり、含まれているサービスもさまざまです。
旭川市内で家族葬の費用を抑えたいのであれば、基本料金が安く、付随のサービスが豊富なプランを選びましょう。
葬儀社のなかには、基本料金を抑えて集客し、オプションで総支払額をあげる会社も少なくありません。「30万円で家族葬ができると聞いたのに、実際の支払い総額は100万円を超えた」のような事例もあります。基本料金の安さとサービスはしっかりと確認しましょう。
コープの家族葬ウィズハウスでは、お客様のご希望に合わせてお選びいただけるよう、複数のプランをご用意いております。気になる方は以下のURLをご覧ください。
棺・骨壷・祭壇などをグレードアップした
棺・骨壷・祭壇など、ご葬儀に必要な品々にはグレードがあります。色・柄・素材・祭壇の規模などを好みのものにしたい場合、グレードをあげなければなりません。その場合、基本の料金よりも費用は高くなります。
費用を抑えたい場合は、お金をかけるところ、かけないところを決めておくのがよいでしょう。
旭川市の補助金・助成金を使って葬儀費用を抑える
ほとんどの市町村には、葬儀に関する補助金や助成金があり、旭川市でも利用できます。旭川市の葬儀費用に関する補助金・助成金は以下のとおりです。
対象者 | 支給額 |
---|---|
国民健康保険・後期高齢者医療保険加入者 | 30,000円 |
健康保険(社会保険) | 50,000円 |
上記の補助金・助成金を利用すれば、葬儀にかかる負担を少しでも軽減できます。
旭川市で失敗しない葬儀社選びのポイント2つ
人生で1度しかないご葬儀を満足のいくものにするためには、葬儀社選びが欠かせません。特に費用に関する失敗は、回避しておきたいところです。旭川市内で満足のいくご葬儀を執り行うためには、以下のポイントに留意して葬儀社を選びましょう。
見積もりが明瞭な葬儀社を選ぶ
予算が安くてもスタッフの対応が変わらない葬儀社を選ぶ
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
見積もりが明瞭な葬儀社を選ぶ
提示してもらった見積もりが明瞭かを確認しましょう。具体的な確認ポイントは「総額表示であるか」「変動する可能性がある費用が明記されているか」などです。飲食代や当日返しが、変動する費用にあたります。
見積もりの項目がざっくりしすぎている場合、葬儀が終わった後に見積もり時よりも高額な葬儀費用になっている可能性があります。
予算が安くてもスタッフの対応が変わらない葬儀社を選ぶ
葬儀社の中には、事前相談の予算が安いとわかった途端、態度を変えてくるところがあります。葬儀社も商売ですので、ある程度利益を求めるのは致し方ないかもしれません。
しかし、ご葬儀は人生にたった1度の大切な儀式です。低予算であっても親身に相談にのってくれる葬儀社を選びましょう。
旭川市での家族葬の流れ
旭川市における家族葬の一般的な流れは以下のとおりです。
- 1.逝去・搬送
- 2.納棺・通夜
- 3.ご葬儀・告別式
- 4.火葬
それぞれの段階について解説します。
1.逝去・搬送
故人様が逝去されたら、ご遺体を安置場所へ搬送します。安置後は枕飾りを設置し、その後はご葬儀の打ち合わせです。
2.納棺・通夜
湯灌で体を清め、棺に納棺します。納棺後に通夜となり、通夜のあとは故人様をしのんでの会食(通夜振る舞い)です。
3.ご葬儀・告別式
通夜の翌日は、ご葬儀・告別式です。近年は初七日法要や百箇日法要を合わせて行う繰上げ法要をする家も多く、その場合はご葬儀と続けて法要を執り行います。
4.火葬
ご葬儀の後は、式場から火葬場へ出棺します。旭川を含めた北海道全域では、マイクロバスなどで移動する場合がほとんどです。一般的に火葬には、家族や親族など、故人と関係が近い人だけが向かいます。
旭川市における家族葬に関してよくあるQ&A
旭川市における家族葬に関してよくある質問をまとめました。質問の内容は以下のとおりです。
Q.旭川市で家族葬が執り行える葬儀屋はある?
Q.火葬場によっても家族葬の費用は変わる?
ひとつずつ回答します。
Q.旭川市で家族葬が執り行える葬儀屋はある?
家族葬のウィズハウスをはじめ、ベルコ・小さい家族葬・やわらぎ斎場などほとんどの葬儀社は家族葬に対応しています。
ウィズハウスは多様なニーズに対応できるよう、さまざまな家族葬のプランを用意しています。低価格で満足のいくご葬儀を執り行いたい方は以下のURLからプランの詳細をご覧ください。
家族葬のウィズハウスのご葬儀プランを見てみる
Q.火葬場によっても家族葬の費用は変わる?
火葬場によって火葬費用は変わりますが、大きく費用が変動することはありません。旭川市の場合、火葬場は旭川聖苑のみとなっています。
まとめ|ウィズハウスでは24時間365日相談を受け付けています
旭川市における家族葬の費用相場は、北海道の平均と変わらず100万円前後です。葬儀費用には飲食代やお布施も含まれているため、参列者の人数や宗教・宗派によって変動します。
家族葬の費用を抑えつつ満足のいくご葬儀を執り行いたいのであれば、プランに含まれているサービスを十分に理解し、見積もりが妥当かを判断しましょう。
ご葬儀の費用やプランについて詳しく知りたい方や相談したい方は、コープの家族葬ウィズハウスの無料電話相談をご利用ください。ゆっくりと葬儀のプランを見て考えたい方は、無料の資料請求がおすすめです。