
喪主・関係者の知識


通夜の喪主という大役を任され、深い悲しみと慌ただしさの中で「何を話せばいいのか」「失礼があったらどうしよう」と不安を感じていらっしゃることでしょう。通夜の挨拶は、故人に代わって参列者へこれまでの感謝を伝える、人生で最も大切な儀式の一つです。
だからといって、立派なスピーチをする必要はありません。大切なのは、形式を守りつつも、あなたの言葉で感謝を伝えることです。本記事では、葬儀社としての専門的な視点から「立場別の文例」「通夜振る舞いでの挨拶」「心に響くエピソードの作り方」をご紹介します。
この記事を読めば、急な葬儀でも慌てることなく、参列者の心に残る温かい挨拶ができるようになります。例文はすべてコピー&ペーストして調整可能ですので、ぜひ最後までご活用ください。
目次

通夜の挨拶は、単なる事務的な報告ではありません。故人への生前の厚情に対する感謝を伝え、遺族の現在の心境を報告し、これからの決意を述べる場です。まずは、挨拶が必要となる3つのタイミングと、それぞれの役割を詳しく見ていきましょう。
僧侶が退席し、葬儀社から「喪主様よりご挨拶がございます」と促された際に行います。参列者全員に向けて話す、最もフォーマルで重要な挨拶です。ここでは「参列への感謝」と「生前のご厚情への御礼」を端的に伝えます。
→ 【1回目】通夜終了時の挨拶例文はこちら
通夜式の後、別室で食事が提供される際に行います。ここではフォーマルな挨拶に加え、「ささやかですが食事を用意しましたのでお召し上がりください」といった、参列者への言葉掛けを行うのが一般的です。
→ 【2回目】通夜振る舞い開始時の挨拶例文はこちら
会食が終わり、お開きにする際に行います。ここで最も重要なのは、「翌日の葬儀・告別式の案内」を確実に伝えることです。遠方から来ている方や、翌日の予定を確認したい方への配慮として、開始時間を明確に伝えましょう。
→ 【3回目】通夜振る舞い終了時の挨拶例文はこちら

まずは、どのような場面でも失敗しない、標準的な構成と文例を押さえましょう。挨拶は長すぎず、1分〜1分半(文字数にして300文字〜500文字程度)にまとめるのが、参列者の負担にもならず最もスマートです。
「遺族を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。本日はお忙しい中、亡き父〇〇の通夜にご参列いただき、誠にありがとうございます。父は、かねてより療養中でございましたが、1年前からは念願だった自宅療養が叶い、住み慣れた我が家で、家族と一緒の時間を過ごすことができました。しかしながら1週間ほど前に体調を崩し、一昨日、家族に見守られながら、静かに息を引き取りました。早すぎる別れとなりましたが、最後の時間を自宅で一緒に過ごすことができ、家族にとってもかけがえのない思い出となりました。生前、父が皆様から賜りました多大なるご厚誼に対し、深く感謝申し上げます。遺された私共は未熟ではございますが、父の教えを胸に、力を合わせて歩んで参る所存です。今後とも、変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。なお、ささやかではございますが、別室にお食事をご用意しております。お時間の許す限り、父の思い出話をお聞かせいただきながら、お召し上がりいただければと思います。また、明日の葬儀・告別式は午前〇時よりこちらの会場で執り行いますので、ご都合がつく方はご参列をお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。」
「遺族を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。本日はお忙しい中、亡き母〇〇の通夜にご参列いただき、ありがとうございます。母は、3年前に病気を患った後も、希望をなくさずに闘病を続け、私たち家族と一緒にたくさんの思い出を作ってきました。しかし、残念ながらここ半年ほどで病状が悪化し、〇月〇日深夜、家族が見守る中で息を引き取りました。〇〇歳でした。母が生前皆さまから賜りましたご厚情に、深く感謝申し上げます。私たち家族が悲しむと、母も心配してゆっくり休めないと思いますので、母に安心してもらうためにも、家族で力を合わせて歩んでいこうと思います。なお、明日の葬儀・告別式は午前〇時よりこちらの会場で執り行いますので、ご都合がつく方はご参列をお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。どうぞお気をつけてお帰りください。」
「本日はお足元の悪い中、亡き母〇〇の通夜にお越しいただき、心より御礼申し上げます。皆様にお集まりいただき、母もさぞ喜んでいることと思います。別室にて、ささやかではございますが、お食事の席をご用意いたしましたので、お時間が許す限り、母の思い出話などお聞かせいただけるとありがたく存じます。なお、明日の葬儀・告別式は午前〇時よりこちらの会場で執り行いますので、ご都合がつく方はご参列をお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。」
「遺族を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。本日はお忙しい中、亡き夫〇〇の通夜にご参列いただき、誠にありがとうございます。夫は、〇月〇日、家族が見守る中、安らかに息を引き取りました。享年〇〇歳でございました。生前、夫が皆様から賜りましたご厚情に、深く感謝申し上げます。なお、明日の葬儀・告別式は午前〇時よりこちらの会場で執り行いますので、ご都合のつく方はご参列くださいますようお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。」

喪主の立場(続柄)によって、話しやすい内容は異なります。ご自身と同じ立場の文例を参考にすることで、より喪主挨拶を考えやすくなるでしょう。
長男としての挨拶では、故人の遺志を継ぐ決意や、一家の代表としての責任感を盛り込むケースが多くあります。特に父が亡くなった場合、仕事上の関係者が参列するケースもあり、丁寧な言葉遣いが求められます。
「故〇〇の長男、△△でございます。遺族を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。本日はお忙しい中、父の通夜にご参列いただき、誠にありがとうございました。父は〇月〇日、家族に見守られながら安らかに息を引き取りました。享年〇〇歳でございました。父は、仕事に対しては非常に厳格で、曲がったことが嫌いな人でした。しかし、家庭では私たちの将来を常に案じ、温かく見守ってくれる存在でした。生前、父が皆様から賜りましたご厚情に、深く感謝申し上げます。父がこれまで築いてきた多くの皆様とのご縁を、これからは私が大切に守り、引き継いでいきたいと考えております。まだまだ父には及びませんが、精一杯精進して参りますので、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。
(通夜振る舞いを案内する場合:別室にてささやかですがお食事をご用意しております。お召し上がりいただきながら、父の思い出話をお聞かせいただければと思います。)
なお、明日の葬儀・告別式は午前〇時よりこちらの会場で執り行いますので、ご都合のつく方はご参列くださいますようお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。」
長女が喪主挨拶をする場合、自身が幼少の頃の父または母とのエピソードや、家庭での様子が語られる傾向にあります。他にも、旅行の際の思い出など、家族にとって印象深い出来事を紹介することで、故人の人柄が伝わるでしょう。
「故〇〇の長女、〇〇でございます。遺族を代表いたしましてご挨拶申し上げます。本日はご多用の中お集まりいただきありがとうございます。母はかねてより闘病中でしたが、〇月〇日深夜、眠るように息を引き取りました。享年〇〇歳でございました。母は、花を育てるのが大好きで、家の中にはいつも四季折々の花が飾られていました。優しいだけでなく、闘病中も弱音を吐かず、むしろ私たちを励ましてくれるような、芯の強さを持った女性でした。本日、このように多くの皆様に母を囲んでいただけたこと、何よりの供養になったと存じます。生前、母が皆様から賜りましたご厚情に、母に代わりまして心から感謝申し上げます。
(通夜振る舞いを案内する場合:ささやかですがお食事をご用意しておりますので、母を偲びながらお召し上がりいただければと存じます。)
なお、明日の葬儀・告別式は午前〇時よりこちらの会場で執り行いますので、ご都合のつく方はご参列くださいますようお願いいたします。本日は誠にありがとうございました。」
夫や妻が喪主を務める場合は、長年連れ添ったパートナーならではの深い感謝や、故人の家庭での様子、これからの生活に向けた前向きな姿勢を伝えるケースが多くあります。ただし、あまりに悲しみが深い場合は、無理に話す必要はなく、ごく短くまとめても失礼にはあたりません。
「〇〇の夫、△△でございます。遺族を代表して一言ご挨拶申し上げます。妻と過ごした〇年間は、私にとってかけがえのない宝物です。楽しい時も苦しい時も、常に笑顔で私と子どもたちを支えてくれました。そんな妻を突然亡くし、今はただ、戸惑いを感じておりますが、子どもたちと手を取り合い、一歩ずつ前に進んでいこうと思います。本日は、最期まで妻を愛してくださった皆様にお集まりいただき、妻も心から感謝していることでしょう。妻が生前に賜りましたご厚情に、心から感謝申し上げます。
(通夜振る舞いを案内する場合:ささやかですが別室にてお食事をご用意しておりますのでお召し上がりください。また、お時間の許す限り、妻の思い出などお聞かせいただければと思います。)
なお、明日の葬儀・告別式は午前〇時よりこちらの会場で執り行います。ご都合のつく方はご会葬くださいますよう、お願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。」
ポイント: 挨拶では「私から見た故人」という視点を加えることで、定型文ではない「生きた言葉」になり、参列者に気持ちが伝わります。

通夜の挨拶は、故人の亡くなり方や年齢によって、メッセージ内容に違いが出る場合があります。ここでは、定型文ではカバーしきれない4つの具体的なシチュエーション別の文例を解説します。ご自身の状況に近いものを選び、文例の最後に、通夜振る舞いや葬儀告別式の案内を入れ、調整してご使用ください。
心の準備ができていない中での挨拶は、無理に理路整然と話す必要はありません。驚きと悲しみを正直に伝えつつ、参列者への感謝を述べます。
「遺族を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。本日はあまりに突然のことで、私たち家族もいまだに信じられない思いでおります。2日前まで元気に『行ってきます』と出かけていった父が、まさかこのような形で皆様とお別れすることになるとは、夢にも思いませんでした。心の整理がつかないままの挨拶となりますが、何卒お許しください。生前、父〇〇が賜りました多大なるご厚情に対し、深く感謝申し上げます。」
90歳や100歳に近い長寿で亡くなられた場合は、悲しみの中にも「お疲れ様」「ありがとう」というねぎらいや感謝の言葉を添えるケースが多くあります。「大往生」という言葉を、参列者側が使うのはマナー違反となるため注意しましょう。
「遺族を代表いたしまして、一言ご挨拶申し上げます。父〇〇は、享年98歳という、まさに天寿を全うした大往生でございました。晩年は足腰が弱り、家で過ごすことが増えておりましたが、最後まで曾孫たちの成長を何よりの楽しみにしておりました。大好きな自宅で、家族に見守られながら最期を迎えられ、父も満足しているのではないかと思います。これほど長く元気に過ごせましたのも、ひとえに皆様との温かい交流があったからこそです。長年にわたるご厚誼、誠にありがとうございました。」
病気との闘いを労うとともに、支えてくれた周囲の方々や医療関係者への感謝を盛り込みます。
「遺族を代表いたしましてご挨拶申し上げます。母〇〇は、〇年にわたり病と向き合って参りました。辛い治療で、時には弱気になることもありましたが、皆様に支えていただきながら、ここまで頑張りぬくことができました。そんな母の眠っているような表情を見ると、『おつかれさま』と声をかけたくなるような気持ちが湧きます。入院中にお見舞いに来てくださった皆様、そして長い闘病期間を温かく支えてくださった主治医の先生や看護師の皆様には、感謝の言葉もございません。母に代わりまして、厚く御礼申し上げます。」
深い悲しみの中にいる遺族の心情を察し、参列者も言葉を失う場面です。挨拶はごく短くても構いません。
「本日は、愛する娘〇〇のために、お忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。〇〇はあまりに若く、これからという時に旅立ってしまいました。親として、変わってやりたいという思いでいっぱいです。今はまだ、この現実を受け入れることができずにおりますが、皆様の温かいお見送りをいただき、〇〇も心強く思っていることでしょう。本当にありがとうございました。」

通夜振る舞いは、故人を偲びながら参列者と共に過ごす大切な時間です。この場での挨拶は、通夜式とは異なり、やや砕けた温かみのある言葉で参列者をもてなす役割があります。ここでは、開始時・終了時それぞれの具体的な文例と、個別挨拶回りのポイントを詳しく解説します。
通夜式が終わり、会食の場に移った際に行う挨拶です。フォーマルな通夜式の挨拶とは異なり、「食事を勧める」「故人を偲ぶ雰囲気作り」という役割があります。挨拶は30秒〜1分程度で簡潔にまとめましょう。
「本日はお忙しい中、また夜遅くまで父〇〇のためにお残りいただき、誠にありがとうございます。ささやかではございますが、お食事をご用意いたしましたので、お口に合うかわかりませんが、どうぞ召し上がってください。お時間の許す限り、父の思い出話などお聞かせいただければと思います。父もきっと、皆様とのこの温かい時間を喜んでいることでしょう。それでは、どうぞごゆっくりお過ごしください。」
「本日は最後までお付き合いいただき、母も喜んでいると思います。ありがとうございます。心ばかりではございますが、お食事をご用意いたしましたので、どうぞお召し上がりください。」
「本日はお足元の悪い中、またこのようなお寒い中、最後までお残りいただき、誠にありがとうございます。ささやかではございますが、お食事をご用意いたしましたので、お召し上がりいただきながら、故人の思い出話などお聞かせいただければと思います。どうぞごゆっくりお召し上がりください。」
会食が終わり、参列者をお見送りする際の挨拶です。ここで最も重要なのは、「翌日の葬儀・告別式の時間と場所を明確に伝えること」です。遠方から来ている方や、翌日の予定を確認したい方のために、簡潔かつ正確に案内しましょう。
「本日は遅くまでありがとうございました。もう少し思い出話をお聞きしたいところですが、夜も更けてまいりましたのでお開きとさせていただきます。なお、明日の葬儀・告別式は午前〇時より、こちらの会場にて執り行います。ご都合のつく方は、ぜひご参列くださいますようお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。どうぞお気をつけてお帰りください。」
「本日は最後までありがとうございました。このあたりでお開きとさせていただきます。明日の葬儀・告別式は午前〇時から、こちらで執り行います。どうぞお気をつけてお帰りください。」
「本日は最後までありがとうございました。明日ご都合のつかない方も多いと存じますが、本日このようにお集まりいただけたこと、故人も何よりの供養になったと思います。明日の葬儀・告別式は午前〇時からこちらで執り行います。本日は誠にありがとうございました。お気をつけてお帰りください。」
開始時の挨拶が終わった後、通夜振る舞いの場でも喪主には大切な役割があります。それは、参列者一人ひとりへの「個別の挨拶」です。ここでは、各テーブルを回る際のタイミング、順序、そして使える具体的なフレーズをご紹介します。
食事が始まり、場が少し落ち着いたタイミング(開始後5〜10分程度)で各テーブルを回ります。可能であれば、目上の方や故人と縁が深かった方から順に回るとよいでしょう。喪主一人で回るのが大変な場合は、家族で分担しても構いません。
「お一人おひとりに何を話せばいいのか」と悩む必要はありません。以下のような一言を添えるだけで、感謝の気持ちは十分に伝わります。
【基本の感謝フレーズ】
【遠方からの参列者向け】
【食事を勧める際】
【思い出を聞きたいとき】

近年主流となっている「家族葬」や「近親者のみの葬儀」では、形式にとらわれない挨拶を行うことで気持ちを伝える場合があります。
一般的に家族葬は、故人と深い縁がある方々のみが参列して行われます。そのため、「皆様」ではなく「おじさん、おばさん」「〇〇さん」と個別に呼びかけるような温かみのある言葉を選んでも、失礼にならないケースも多くあります。
「本日はお忙しい中、父のために集まってくれて本当にありがとうございます。父の遺志もあり、今回は身内だけの家族葬という形をとらせていただきました。形式的な挨拶は抜きにして、今夜は父の好きだったお酒を酌み交わしながら、皆さんと一緒に思い出話をたくさんしたいと思っています。父も、堅苦しい挨拶より、皆様の笑い声を聞けることを何より喜ぶはずです。どうぞ最後までゆっくりとお過ごしください。」
お通夜の席で立派な挨拶をする必要はありませんが、せっかく集まってくれた参列者の皆様に、感謝の気持ちや故人の人柄を伝えたいと思う方も少なくないでしょう。ここでは、通夜の喪主挨拶で気持ちを伝えるためにお使いいただける、エピソード作成の具体的な手順をご紹介します。
故人を偲ぶエピソード作成シート
以下の3つの質問に、一言ずつ答えてみてください。
上記の回答を使って、以下のように文章を作ります。
ポイント: エピソードは「30秒以内」に収まる短いものがベストです。一つ具体的な話が入るだけで、参列者の記憶に深く残る挨拶になります。

どんなに良い文章ができても、本番で極度の緊張に襲われて、話すことを忘れてしまっては台無しです。そこで本章では、落ち着いて挨拶するための秘訣をまとめました。
「挨拶を暗記しなければ」というプレッシャーは不要です。葬儀の場では、メモを見ながら挨拶しても問題はありません。使用する用紙にも決まりはありませんが、一般的には白い便箋やメモ用紙が用いられます。ポケットやバッグの中でくしゃくしゃにならないよう、管理にはお気を付けください。スマートフォンのメモ機能を見ながらの挨拶は避けましょう。
人の目を見ると、感情が溢れて涙が止まらなくなることがあります。感情が溢れるのは悪いことではありませんが、落ち着いて話すためには、会場の一番後ろの壁や、参列者の頭の少し上あたりをぼんやりと見渡すようにするのが効果的です。
言葉に詰まったり、涙で声が出なくなったりしても、焦る必要はありません。参列者の皆様は、あなたの悲しみを十分に理解しています。一呼吸おいてから、ゆっくりと話し始めてください。
通夜の挨拶において、内容と同じくらい重要なのが「マナー」です。良かれと思って使った言葉が、実は葬儀の場では不適切(忌み言葉)とされるケースがあります。ここでは、喪主として恥をかかないためのマナーを徹底解説します。
忌み言葉とは、不幸が続くことを連想させたり、直接的すぎて不吉な印象を与えたりする言葉のことです。
「ますます」「たびたび」「いよいよ」「重ね重ね」「次々に」などは避けましょう。
死を直接的に表現することは避け、マイルドな言い回しを選びます。

お通夜の挨拶について多くの方が疑問に思う点をまとめました。
A. 「お足元の悪い中」という言葉を言わなければいけないという決まりはありませんが、添えることで、参列者の方々への労りの気持ちが伝わります。
A. 挨拶の際に感情が高ぶる方は珍しくありません。参列者の皆さんは、ご遺族の気持ちを理解していますので、深呼吸をして、落ち着いてから再開してください。
A. はい、問題ありません。
高齢である・体調不良・強いショックを受けているなど、喪主本人が話すのが難しい場合は、親族に代読を依頼しましょう。その際、「本来であれば喪主よりご挨拶申し上げるところですが、心痛のあまり……」といった理由を添えて挨拶を行うのが一般的です。
A. 少人数の家族葬では挨拶を省略する場合もあります。
同居家族やごく親しい親族のみの葬儀で「挨拶をする方が不自然」という関係性であれば、省略しても問題はありません。
ここまで、通夜の挨拶におけるあらゆる文例とマナーを解説してきました。情報量が多く感じられたかもしれませんが、最終的に最も大切なのは「完璧なスピーチ」ではなく「故人への想い」と「参列者への感謝」を伝えることです。
言葉を間違えても、忌み言葉を一つ使ってしまったとしても、故人を偲び、集まってくれた方々を大切に思う気持ちがあれば、それは必ず伝わります。本記事の例文を参考にしつつ、最後はご自身の等身大の言葉で、故人を送り出してあげてください。
葬儀の準備やマナー、一人で悩んでいませんか?
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