葬儀の知識
「旭川市で火葬式(直葬)をする場合の費用相場は?」
「旭川市で火葬式を安く執り行う方法はある?」
このように悩んでいる方に向けて、本記事では北海道旭川市における火葬式の相場や、費用を抑えるポイントを解説します。
旭川市で火葬式を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
火葬式(直葬)とは
火葬式とは、お通夜や告別式といった宗教的な儀式を執り行わないシンプルな葬送の方法で、「直葬(ちょくそう)」と呼ばれることもあります。
最も費用のかからない形式で、基本的には火葬場の使用料・ご遺体の搬送料金・葬儀社のサービス料しかかかりません。
参列者は1人〜5人程度で、家族のみの場合がほとんどです。お金をかけずに故人様を荼毘に伏したい方や、参列者が高齢者ばかりで簡潔に済ませたい方などに向いています。
旭川市における火葬式(直葬)の費用相場
北海道旭川市のご葬儀費用の平均(2日葬のみ/1日葬・火葬式・直葬を除く)はおよそ120万円前後※です。一方、火葬式(直葬)の費用は20万円〜30万円
と1/4以下で執り行えます。火葬式の費用は全国と比較しても大きく変わりはありません。比較表は以下のとおりです。
全国の火葬式(直葬)の費用相場 | 20万円〜40万円 |
旭川市の火葬式(直葬)の費用相場 | 20万円〜30万円 |
ご遺体の体格がよく棺のサイズアップや骨壷の大きさを変更しなければならない場合は、さらに数万円〜数十万が必要となります。
※2023年6月自社調べ
火葬式(直葬)を選ぶ人は多い?少ない?
2022年に行われた調査によると、一般葬・家族葬・一日葬・火葬式(直葬)のなかで、火葬式が執り行われた割合は11.4%と全体の1割程度です。1割と聞けば少ない印象があるかもしれませんが、前年と比較して6.5%増加しています。
参照:鎌倉新書「第5回お葬式に関する全国調査(2022年)」
火葬式(直葬)のメリット・デメリット
火葬式(直葬)には、金銭的負担が少ないという大きなメリットがあります。しかし、簡易的な葬送ゆえに、あとから後悔する方が多いというデメリットにも留意しなければなりません。
その他、火葬式のメリット・デメリットについて解説します。火葬式を検討している方は、メリット・デメリットを理解したうえで執り行うか決定しましょう。
火葬式(直葬)メリット
火葬式(直葬)最大のメリットは、最低限の費用で葬送を行える点です。前述の通り、最低限の費用であれば20万円程で執り行えます。
また、宗教的な儀式を執り行わないため、短時間で終了するのもメリットの1つです。高齢の参列者が多い場合や、ご葬儀に割く時間がとれない方に向いています。
コープの家族葬ウィズハウスでも、火葬式のプランを2つ用意しています。価格は事前予約限定価格99,000円〜です。
火葬式(直葬)のデメリット
火葬式は、内容が簡易的すぎるために親族からの理解が得にくく、執り行ったあとに後悔するケースがあるというデメリットがあります。
親族に宗教儀礼を重んじる方がいらっしゃる場合、トラブルの原因となるかもしれません。また、故人様とお別れする時間が短いため、時間が経ってから「もう少し丁寧に見送ってあげればよかった」と後悔する方もいます。
ウィズハウスでは、火葬式であっても枕飾り・枕仏花などを用意してお見送りいたします。ご自宅にご遺体を安置するスペースがある場合は、組合員・会員価格341,000円〜の自宅葬プランで、故人様とゆっくりお別れする時間をつくることも可能です。
自宅葬プランが気になる方は、以下のURLから詳細を確認できます。
火葬式(直葬)以外でご葬儀費用を安く抑える方法
火葬式(直葬)を選択する以外にも、ご葬儀費用を安く抑える方法はあります。代表的な方法が以下の4つです。
- ・規模の小さい家族葬で執り行う
- ・永代供養でお墓に関する費用を抑える
- ・旭川市の共同墓地に埋葬する
- ・旭川市の葬祭費に関する補助金・助成金を利用する
それぞれの方法について解説します。
規模の小さい家族葬で執り行う
規模の小さい家族葬であれば、火葬式(直葬)よりも費用はかかりますが、一般葬に比べて負担を抑えられます。故人様とお別れする時間をしっかりと作れるため、後々悔いが残る可能性も低いです。
永代供養でお墓に関する費用を抑える
永代供養とは、一般的なお墓に埋葬するのではなく、霊園や寺院の納骨堂にて
遺骨を管理してもらう方法です。お墓を建てるよりもはるかに費用負担を抑えられます。
寺院で年忌法要などもしてくれるため、供養してくれる親族がいない方や、ご遺族に負担をかけたくない方におすすめです。
旭川市の共同墓地に埋葬する
旭川市内の共同墓地に埋葬すれば、新たにお墓を建てるよりもはるかに少ない負担で納骨できます。旭川市内にある共同墓の情報は、以下のとおりです。
名称 | 旭川市共同墓 |
住所 | 旭川市東旭川町倉沼62 |
料金 | 26,000円/1体 |
永代供養と同じく、供養してくれる親族がいない方や、ご遺族に負担をかけたくない方におすすめです。
近年は共同墓地と永代供養墓が同じ意味として使われがちですが、埋葬場所やその後の供養方法が異なります。共同墓地を検討する際は、永代供養との違いを理解して埋葬方法を決めましょう。
他にもさまざまな供養方法があります。気になる方は以下のURLをご覧ください。
旭川市の葬祭費に関する補助金・助成金を利用する
旭川市には、葬祭費に関する補助金・助成金が用意されています。旭川市民が受け取れる補助金・助成金は以下のとおりです。
国民健康保険・後期高齢者保険被保険者 | 30,000円 |
健康保険被保険者(社会保険) | 50,000円 |
生活保護受給者 | 葬祭扶助制度で火葬式に限り葬祭費用を全額支給 |
上記の補助金・助成金を利用すれば、ご葬儀にかかる負担を軽減できます。
コープの家族葬ウィズハウスでは、葬祭扶助制度に対応した福祉葬プランがあります。最低限の葬送にはなりますが、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
火葬式(直葬)の流れ
火葬式(直葬)は、通夜や告別式を執り行わないため、一般のご葬儀とは流れが異なります。火葬式の流れは以下のとおりです。
- 1.逝去・搬送
- 2.安置・納棺
- 3.火葬
それぞれの段階について解説します。
1.逝去・搬送
逝去された病院などから安置場所へ搬送します。火葬式(直葬)の場合、葬儀社指定の安置場所に搬送するケースが多いようです。
2.安置・納棺
ご遺体を清めて仏衣へ着替えていただきます。棺にお納めしたのち、一晩ご遺体を安置します。
3.火葬
2日目に火葬場でご遺体を荼毘に伏します。日本の法律では、逝去から24時間以内に火葬してはいけないと決められているため、火葬式であっても最低2日間は必要です。
まとめ
旭川市における火葬式(直葬)の費用相場は20万円〜30万円ほどです。全国や北海道の平均と大きく変わりはありません。
火葬式は宗教儀礼を執り行わない簡潔な葬送の方法ですので、最低限の費用でお見送りができます。反面、簡素すぎるために親族から理解が得られなかったり、火葬式でとり行ったあとに後悔してしまったりという方もいらっしゃいます。
火葬式を選択する際は、メリット・デメリットをしっかりと把握したうえで決めましょう。
コープの家族葬ウィズハウスでは、2つの火葬式プランを用意しています。費用は99,000円〜です。気になる方は以下のURLから詳細をご確認ください。